新時代のリーダーは「トップ」から「センター」へ

タイトルはアイドルグループの話ではありません(笑)。以前から資本主義のピラミッド構造は徐々に崩壊し、共同創造的な円形の共同体に徐々に社会は移り変わっていくだろうという話を書いています。いつの世も時代を引っ張っていくようなリーダー的な存在というのは現れるものですよね。私が経験した公務員のガチガチピラミッド組織での経験や、周囲の民間企業等に勤める友人たちに聞いた話、ネット上などで散見されるブラック企業や社畜の話などを拾い集めてみると、だいたいどの人も同じようなことを言うし、同じようなことに不満を抱えていることがわかります。どの組織であってもたいてい資本主義的ピラミッド構造を採用しているのだからそれは当たり前で、職場で不満に感じることが構造やしくみ上の問題が原因だった場合は、転職しても同じような不満を抱えることになる可能性が高いと思います。

現代資本主義社会における「リーダー像」というのは、基本的には「トップ(三角形の頂点)」になるのにふさわしい人物像、と言った意味で語られることが多いかと思います。三角形の頂点から人々に指示をしたり、決裁をしたり、マネジメントしたりするような形を取ることが多いですよね。このしくみが当たり前になりすぎていてもはや疑問すら感じないレベルになってしまっていますが、私たちの働く上での人間関係の大きなストレス源はこの構造・しくみにあると思っています。人々をコントロールしたい、人の上に立ちたい、偉くなりたい…(例外もありますが)そういったエゴバリバリの意識の人が三角形の頂点に上りつめるようなしくみになっています。女性管理職を増やそう、的なダイバーシティ施策も(表面上)行われているようですが、そもそもこの男性性優位社会で管理職になろうというのは男性的発想で、調和と平和を重んじる女性性がそもそも強い女性の中で、ぐいぐい上にのし上がろうという意識を持っている人は、いつの時代も少数派なのだと思います。

男性性は上下関係、女性性は水平関係を重んじる傾向があり、それが△と○という形にも表れています。これからの社会は男性性、二元性、エゴ社会から、女性性、一元性、ハート社会(今作った)に確実に移り変わっていくので、「求められるリーダー像」的なものも時代の変化に応じて変わっていくことと思います。これまでの男性社会では△の「トップ」がリーダーでしたが、女性社会(これも今作った)においては○の「センター(中心点)」がリーダーにになりうる存在なのかなと感じています。太古の時代には女性が国を治めていた時代があったと聞きます。有名どころでは邪馬台国の卑弥呼などが一番ピンとくるでしょうか。○のセンターは円周上のどの点から見ても等しい距離にありますし、人々が円形に並ぶ様子はまさに「和」(輪でもある)を思わせます。

以前からnoteを読んでくださっている方はご存知かと思いますが、私のメイン思想に、「資本主義社会から離れ、同じ意識の人々とつながり、円的な共同創造の共同体を築いていくこと」というのがありまして、この「同じ意識」というのが円の「センター」的な存在であるという風に思っています。「センター」的リーダーは上に立つ存在ではなく、ぶれない軸を持ち、人々のよりどころとなる大樹のようなイメージです。その大樹の周りに円形に人々が集まり、得意なこと、提供できることを分かち合って共有していく…そんなあり方って良いなと思うんですよね。日本は古く縄文時代にはそんなような社会が存在していたようで、男性=垂直・女性=水平の考え方などもその時代から認識されていて、そのことが伺える男性性器の像なども発掘されています。またこの話をすると長くなるので別途まとめたいと思っています(いつやるのだ…)。

私たちはとにかく(自分も含めて)近視眼的にしか物事を見ることができないと今のこの社会が当たり前のように思えてしまって、おかしなあり方に疑問を持つことすらできなかったりします。世の中はピラミッド構造でないと回らない、資本主義でないと回らない…それは完全な思い込みです。今のあり方はいったん脇に置いて、これからの世の中がどうあると良いか、どんな社会に住みたいかというのをイメージしてみるのは大切かなと思います。特に図形、神聖幾何学というのはとてもパワフルなので、「○」のイメージを持つと、様々な発想が浮かんでくるのではないでしょうか。想像できるものは創造できる。その言葉を励みに自由なイメージを楽しんでみようと思います。

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