とにかく「しくみ」が肝。新しいしくみを考えませんか

この世のしくみや構造を知ろうとし、学ぶことが大切だという話をここ数日書いています。過去にも会社や公務員の組織などにおいても、給与体系や制度などのしくみがおかしい、だからダメなんだ、的な話を書いてきました。そもそものしくみや制度設計が狂っているなら、いくら表面上の問題を対処療法的になんとかしようとしても無理で、そのことは残業問題(ただ時間を規制する)とか待機児童問題(ただ箱を作る)を見ていても明らかです。じゃあなぜそんなしくみや制度設計になっているかと言うと、そもそも根本的に支配者側にとって都合の良いように作ろうという意識が前提にあるからですよね。

どんなに環境、身体や健康に良いことやスピリチュアルな目覚めなどを推し進めようとする組織や団体であっても、そもそものしくみをピラミッド型に作っていては何も変わらないし、結局トップが権力を持ち、お金が集まる仕組みになってしまうと感じています。なので、これからを考える上でとても大事だと感じているのは、全く新しいシステム、しくみ、制度設計だと思うんですね。組織=ピラミッド、という固定概念が非常に強いので、なかなか独創的な発想が生まれにくいのではないかと思うのですが、難題だからこそ立ち向かい甲斐があると言いますか、人間の創造力の発揮しどころではないかと感じますね。新時代のリーダーは「トップ」から「センター」へという記事にも書きましたが、概念的には△から○へとイメージを切り替えていく必要があると思います。

色んなところで言われている「好きなことを仕事にしよう」とか「本当にやりたいことをやろう」というメッセージは、本当にそうだと感じますし、みんなが得意なことや好きなこと、やりたいことを提供し合って成り立つ仕組みができればどんなに良いかと心から思っています。そして、人々の「好きなこと」「やりたいこと」ってだいたいは創造的な活動で、一般的にはお金になりにくいとされていることだったりします。そしてそういった活動は、資本主義的には役に立たない、つまりバタイユ論的に言うと「有用性」がないということで切り捨てられがちな部分でもありますよね。人々の創造性が削がれるというのも今の資本主義システムの大きな策略だと感じます。いくら今流行の「やりたいことを見つけよう」的なカウンセリング・セッションetcでやりたいことが見つかっても、それをできる場があまり整っていないんじゃないかなと感じていて、気軽に試せるプラットフォームみたいな場があるといいんじゃないかなと思ったりもするんですよね。

大きな方向性としては、大企業、大資本依存から離れて、庶民だけで回る仕組みを作るということと、創造性を発揮できる場を作ること、そして人々同士の化学反応が起きるしかけを作ること、というのがあるかなと思います。トップに権力とお金が集まらず、参加する人々にも豊かさが巡っていくようなしくみも考えたいです。すべては作る人の意識が投影された制度になっていくので、最初にどんな意識で組み立て始めるかが非常に大切になってきますね。考えれば考えるほど面白いです。そして本当に一緒に検討する仲間が欲しい(笑)。

今後勉強会をするかも的な話をちらっと書いてますが、前半にこの世のしくみを学び、後半でじゃあどうするかを考えて意見交換するような場とかあったら面白いなと思っています。学びや教育にも興味があり、従来の講義形式のつまらなさと一方的な感じには辟易しているので、なんかもっとこう、みんなが参加できて得るものが大きい学びのあり方ってないかなということも思案しています。勉強が嫌いという人が多い(多くないか?)というのも、従来の学校教育のあり方の問題なのではないかと思ったりもします。試験に受かるために与えられた単元を学ぶのではなく、大きな問題や問いに対して何を学べばいいのかすら自分で見つけてくるところに本当の勉強の面白さがあるのではないでしょうか。そしてそれは専門分化されているのが当たり前の現代の高等教育機関では学びきれないことでもありますよね。来月もオフ会を開催しようと思っていますので、何か良いアイディアや考えのある方など、是非色々と教えていただければ嬉しいです。今後、同じ意識の方と、ともに学び、ともに創っていけるような場を整えていきたいと感じています。

4月23日(日)オフ会やります~→オフ会・イベント情報

note過去記事一覧はこちら

ホリスティックな健康をサポートするGreen Cosmoのページはこちら

「note見た」で友達申請→村上遥のFacebook

Twitter再開しました!→Twitter

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?