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人間バナナ理論〜オトナのストレス対処法〜

人生は長い。社会にはストレスの原因が多い。

私は社会人になってからの2年間は、毎日のようにご指導を受け、わりとストレッサーに満ち溢れていた日々を過ごしていました。そんな経験から、「ストレスの対処法」であったり、「平静なメンタルの保ち方」には、一家言を持っています。

いつもはマーケ系の記事が中心ではあるのですが、少しでも快適に社会人生活を過ごせる考え方を共有したいと思い、noteに書いてみます。




それは、

ストレスを、直球ど真ん中でストレスとして受け止めないこと。

ちょっとなに言ってるかわからないですが、ストレスを対処するときに「その元凶への認識を変える」か、「そもそもスルーしてしまう(右から左に受け流す)か」の2つです。



まず覚えておくとよいのは、ストレス要因(元凶)の発生を「コントロールできる/コントロールできない」で、ものごとを仕分けること。


ストレス要因をコントロールできるなら、そもそも発生しないよう、変えようとする努力で防げます。なので、自責思考をフル活用するとよいのがこの領域です。

逆に、コントロールできないものは、受け入れるしかありません。運命を受け入れるものです。くよくよ悩んでいても発生してしまうものに対して、どうやって防げるかなんか考えていても、何の意味もありませんし、くよくよ悩むこと自体で、かえってメンタルの傷を深くしてしまいかねません。 


じゃあ、そういうときはどうしたらいいかというと、受容のダメージを和らげるためにも、受容しやすいカタチに調理するのがおすすめです。


方法は主に以下の二つです。

①意味や意義を見出す(ネガポジ変換)

②出し手の認識を変えて受容する(スルー力・耐性力)




「①意味や意義を見出す(ネガポジ変換)」の例

たとえば何かに失敗したとしたら、

「失敗した…」で思考を終了させないで、「失敗した…これは勉強代だと思おう。今後は同じ思いはしなくなるから」

とか

「この経験が、将来の◯◯に活きる」とかの思考に切り替えること。



一方、あまりにも不条理すぎて①の意味や意義が見出せなかったら、②の手法をとり、


②出し手の認識を変えて受容する(スルー力・耐性力)

「(ヒトは6割が水分なので)なんか水がなんか喋ってるナ」

「(ヒトとバナナはDNAが6割一致してるといわれているので※1)遺伝子がほぼバナナの人がなんか喋ってるナ」

「世の中にはヤバい人は一定数いるけど、これがその人なんだ〜」

「世の中には○○さんみたいな超良い人がいるから、神様がバランスをとるためにこんな人を創造されたのかな?」

って思っておけばいいんです。


あと、自分がよく使っていた技は、感情的に叱られたとしても、その感情は完全にスルーして、叱られた内容の言語だけを情報処理としてキャッチして受け止めることです。

感情むき出しのお叱りの言葉の中にも、自身を成長させてくれるご指摘が砂金のように詰まっているので、そこだけをフィルタリングして情報処理するのです。

度重なる実践経験から、感情無視フィルターを効果的に働かさせられるようになりました。ある種、効率的な自責思考への思考の切り替えでしょう。




それでもまだムカムカするなら

嫌な思い出が尾をひくなら意識を飛ばしてさっさと脳のメモリから忘却しましょう。

さっさと布団にはいるか、お酒を飲めばいいんです。そうしたらすぐ忘れます。寝て意識を飛ばせば忘れます。飲んで意識を飛ばせば気にならなくなります。



容姿も、学歴も、家庭の出自も、地元も、変えられない属性は受け入れるしか選択肢はありません。どんなコンプレックスだって、それをもって生まれた以上は、運命として受け容れるしかないのです。

であれば、無理やりにでも意味を見い出すことでプラスの要素に変えてしまいましょう。「見返してやる」だの、「こんな自分でもここまで来た」だの考えればいいんです。



良い人生だったか、悪い人生だったかを決めるのは主観。

人事考課と違って、人生を評価するのは、他者ではなく自分自身

「だったら、主観を変えればいいじゃん」というマインドセットのお話でした。



変えられないものは、受け止めるしかない。受け止め方次第で、人生はいくらでも解釈を変えられる。

ご参考になれば。



「(ヒトとバナナはDNAが6割一致してるといわれているので※1)遺伝子がほぼバナナの人がなんか喋ってるナ」について詳しく知りたい方はこちら。

※1 http://www.businessinsider.com/comparing-genetic-similarity-between-humans-and-other-things-2016-5


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