見出し画像

ほろ酔いラプソディー『54.鰤と水菜』

年末年始の休みボケが抜けたところで、昨年の仕事を振り返ってみた。世の中が大きく変わり、これまでのやり方が通用しなくなった分、地道に培ってきた経験やノウハウから新しいサービスや価値を創出できた1年だったように思う。

今の会社に勤めてちょうど15年が経ったけれど、今が社会人人生の中で一番脂が乗っている時なのかもしれない。逆説的に捉えれば、今がピークでこの先キャリアを重ねるごとに、衰えていってしまうのだろうか。

キャリアを重ねて脂が乗ると言えばブリが思い浮かぶ。関東ならワカシ→イナダ→ワラサ→ブリ。アブラからブリに変化したという一説もあるほど出世するほど脂が乗るけど、お酒の肴には少し脂がしつこいだろうか。

もしかしたら何事も脂が乗り過ぎない方が良いのかもしれない。適度にグリルで脂を落としたブリを水菜と梅干しのさっぱりダレでつまんでいると、蓄える人生を終えて削ぎ落としていく人生になっていくのも悪くないかもな、って思った。

『 蓄えたものを使いきれたら、それはきっと悔いのない人生 』

ブリの塩焼きと梅水菜

材料
・ブリ
・水菜
・梅干し
・薄口醤油
・オリーブ油
・塩
作り方
1.ブリの両面に塩をひとつまみ振る
2.水菜をみじん切りにする
3.梅干しの種を除き包丁で叩く
4.1の水分を拭きグリルで焼く
5.2、3、薄口醤油、オリーブ油を混ぜる
6.4を器に盛り5をかける

※ブリはフライパンでも焼けます。
※梅干しは塩分少なめのものが良いです。
※薄口醤油は梅干しの塩分次第で入れなくても良いです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?