見出し画像

(元)将来の夢を弔う

どんどん。です。
今月入籍するにあたって、自分が本当に望んだ道とは何か…と振り返っています(所謂マリッジブルーか笑)。

前提として結婚が楽しみではあるのですが、一方で、もうなんにでも可能性がある存在としては終わりかけてることも感じています。

そんな想いへの弔いも兼ねて私の根底に燻る「元将来の夢」をツラツラと書いていこうと思います。
その代わり、結婚したらこの気持ちにも踏ん切りをつけると誓って。

「おとな」になったら(仕事)

日本中飛び回って、見聞を広めたかった。
叶うなら獣医師として。昔から動物が大好きだったので、動物園を駆け回りたかった。

大好きなYouTubeチャンネル

昨今の情勢的にも、「動物の意にそぐわない芸をさせるなんて」なんて言われるけれど
私はその動物のリアルが見えて好きだ。イルカなんて、水族館にでも行かない限りお目にかかれない生き物なのだから。
その代わり、責任を持って生活を守る。私もその一端を担いたかった。

高校に入って、壊滅的な数学の成績を目の当たりにしてからは記者を目指した。

日本津々浦々の凄惨な事件、あるいは逆境に負けず前を向いて進む人々の姿を顔も見られない読者に届けたかった。でも「社会の根底から疑問を持ち続けろ」という現職の人の言葉にどうしても賛同出来なかった。

社会の軸は所謂市井の人々には変えようがない。選挙に行けば変わるだろうが、時間がかかる。
だし、私もそんな大それたことにメンチを切るほどデキた人間でもない笑

それよりもその社内に迎合して、どのように生活を楽しくより良いものにするかに焦点を当てたかった。成功者や失敗者、良くも悪くも新しい考えを持つ人々の考えを広め、読者の明日の考え方に少しでも傷痕を残す(懐かしい、就活でずっとこれ言ってた)ことを生業にしたかった。

なんて思いながら、コロナ就活の荒波に揉まれて7キロくらい体重が落ちた時に書いたのがこちら↓


結婚という存在への羨望

割と昔から夢があった。
プロポーズは、ミラコスタかディズニーホテルで108本の薔薇に婚約指輪の箱を開ける演出。「結婚してください」と真っ直ぐな言葉。
別にディズニーの愛好家でもないけれど、非日常の代名詞的な存在だから漠然と素敵だなと思っていて。ベッドの上に花びらかタオルで白鳥があったりとお洒落な演出とか。
ただ、そんなシンプルで王道なものに幻想を抱いた。

25歳には結婚して、教会の挙式からホテルで披露宴。それか軽井沢か南の島で家族だけの挙式。
チャペルでずるずるとトレーンを引きずる花嫁に子供じみた憧れを持っていた。

まさか、結婚式のドレスのレンタル料が50万なんて考えもしなかったし、ホテル挙式が1日で10組近くこなすような流れ作業とも知らなかった時代のお話。

結婚後は都内の社宅かどこかで生活し、ライターの副業をしつつ定時で終わる企業に勤務。夫が帰る前に家で料理をつくって幸せに待つ……なんて生活を想像していた。

ちなみに、新婚生活では子犬を飼って、子供は2人いて……なんて甘い夢はまだ捨てきれていない。笑

新しい「将来の夢」との置き換え

こんなことを言っているが、性懲りもなく今も「将来の夢」は持っている。

・自分の見聞を増やしライターにチャレンジする
・30歳までに子供を持つ
・「好き」を見つける(大学卒業で無くなった)
・アメリカでもスポーツをして友達を作る

いかんせん、海外で生活なんて考えたこともなかったから夢を持ちづらい笑
ただ向こうでも楽しく(銃社会に放り出されるのが怖すぎるのだが)生きていければいいなと思う。

ということで
ばいばい。独身の私の夢たち。安らかに。


どんどん。

この記事が参加している募集

眠れない夜に

今こんな気分

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?