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【タロットリーディング】 ”神様の言う通り”はもう必要ない。”自分の言う通り”の人生を創ろう

霊視担当ひろとタロット担当私による霊視&タロット鑑定。相談者さんは20代女性。今回は対面で。

動物介護士というお仕事されている相談者さん。彼女の悩みは結婚、そして出産。
お母さんになることが昔からの夢なのだと教えてくれた。
だけど現在出産どころかそもそも彼氏がいない。出会いを求めていろいろな場へ赴くなど行動はおこしてはいるものの結果は得られない。

私の人生プランはこうじゃなかったと毎晩布団で悩んでます。どうやったら始まるのか、焦りしかない。

そんなことを言われていた。
ひんやり冷たい布団に足を滑り込ませ、眠りにつく前のひと時。毎晩そのひと時に「なんでこうなるんだろう・・。どうすればいいんだろう・・。」とモンモンとする彼女の姿がありありと目に浮かんだ。

自分が思い描いていた人生プランに沿ってなかなか歩むことができず、不安と焦りを抱えてさぞ思い悩んでいることであろうと思いきや、ひろが霊視で見えたものはちょっと違った。彼女のオーラに悩みは表れていないとのこと。

霊視担当ひろのnoteはこちら
↓↓↓


ひろが言うには彼女のオーラには悩んでいる人特有のモヤモヤがまったく無いらしい。彼女の核の部分は水色、頭部には白のオーラ。どちらも彼女がとてもピュアであることがわかり、肩周りの緑やオレンジのオーラからはお世話付きであることがわかった。誰とでもすぐに打ち解け馴染むことができる調和の人なのだそうだ。

オーラ以外にもひろの霊視では父方のおばあちゃんが現れた。相談者さんである彼女の言葉を借りるなら、彼女は重度のおばあちゃん子だったらしい。この時現れたおばあちゃんとのやりとりや、昔のエピソードがとても印象的で、横で私もとてもほっこりとした気持ちになった。

どんなやりとりがあったのかについてはまたいずれひろがnoteに書くんじゃないかなあと思ったのでここではあえて伏せておくことにした。


純粋で、その場その場に合わせたり馴染むことができる調和な人である彼女。私にはオーラは見えないが、お話していてその雰囲気は感じることはできた。とても明るくて優しい感じのおしゃべり。私のような人見知りなタイプでもとても親しみやすさを感じられた。

けれど、この優しさや調和も時に裏目に出ることがある。人との調和は行きすぎると人に流されやすくもなる。あっちに流されこっちに流され・・。自分の芯がない調和は、ともすればただの”言いなり”になってしまう。
この彼女の魅力である”調和”が裏目に出ている気がして仕方がない。なぜなら彼女から出てくるたくさんのエピソード。その端々に芯の不安定さを感じるからだ。そんな中でそれが最も顕著に現れているのが

お母さんとの関係性


このあたりで私はいつものようにタロットカードを展開する。どんなカードが何を伝えてくれるのだろうか。

彼女の現状を表すカードは

ペンタクル 2


先ほど”芯”についてを書いたけれど、まさにそのことを言ってきてるんじゃなかろうかと思った。不安定な状態であちらへこちらへぐるぐるずっとジャグリング。
本当は”自分軸”と書いたほうがわかりやすいのかもしれないが、私はこの言葉が好きではないのであえて使わないでいる。

このカードをきっかけに彼女とお母さんの関係性を知ることになった。彼女にとってお母さんは絶対的存在。あれを決めるのもこれを決めるのもすべてお母さんに聞いてから。物事の大小に関わらず、決定権はほぼお母さんにある。
昔お母さんの言うことに従わなくて痛い目にあった経験があるから。

だから言ったでしょ?お母さんの言うこと聞かないからよ?

過去のその瞬間に、お母さんの言うことに間違いはないという方程式が完成する。思い込みとして堅く握りしめた瞬間だ。
そしてもうひとつ。
彼女のお母さんは目に先天的な病を抱えている。症状が進行していつ見えなくなってしまうかもわからないというそんな状態。故に精神的にも不安定。優しい彼女は一人暮らしも諦めてそんな母親を全力で支えようとする。

まるで腫れ物に触るような、そんな支え方で・・。


自分では何も決められず、物事の決定権も生活の基盤もすべてお母さんにあるという状況ではあるが、でもそんな状況を終わらせる段階に今彼女はきているようだ。

ペンタクル エース

経験や体験をしながら自分だけの現実を創り始める
そんな段階だ。

お母さんの言うことに従って生きていかなければいけない段階はある。人生も経験も全てが未熟で判断ができないからだ。親に従うことで生命も守られる。
けれど今はもう少女だったあの頃ではない。人生も経験もある程度重ねてきたし、十分判断もできる大人になった。20代とはいえ30代ももう目前に迫っている、そんな年齢だ。
「神様の言うとおり」はもうしなくていいのだ。
だから

ソード ペイジ

”考える”ことをまずは始めよう

人の意見をむやみやたらと採用せず、人に判断を委ねるのではなく自分でちゃんと考える、判断する、決定する。思考停止はもう終わり

よく見ると、展開したカードの中に「ソード」のカードはこれ1枚だけだった。ソードとは言語、思考、情報、判断etc そういったものの象徴。そんなソードが足りない。足りないがかといって、ふわふわと地に足つかない非現実的な夢や空想の世界にいるのかといえばそうではなく、しっかりとした現実世界に立っている。
夢見る夢子ちゃんではなく、彼女はちゃんと現実的だ。

そんなきちんと地に足ついてるにも関わらず、「思考」が足りない。「考える」ということが圧倒的に足りないのだ。

「考える」が最初は難しいのであれば「疑う」から始めてみたらいいんじゃないだろうか。
"神様"の言うことを真正面から受け止めず、真に受けず、それって本当?って疑ってみる。
正しいと信じ込んできたことをほんまかいな?って疑ってみる。


こんなこと言ったらお母さんがかわいそう
こんなこと言ったらお母さんに申し訳ない
こんなこと言ったら痛い目に合う
こんなこと言ったら・・
こんなこと言ったら・・


物事を自分で決める際、自分の思考や判断を妨げるそんな思いが出てきてどうしていいかわからなくなることはきっとあるだろう。けれどそんな思いは

7. THE STAR

ジャーっと流してしまおうか。

お母さんは”かわいそうな人”ではないし言いつけに従わなくても”痛い目”には合わない。それこそ「ほんまかいな?」って疑ってみるのだ。
堅く信じてるもの、握りしめてる思い、そんなものは全部、水に流してしまおう。

優しくて純粋であるがゆえに、外から来たものを全部受け止めて今までたくさん身にまとってきたハリボテだけど、そんなハリボテはもう今全部脱ぎ捨て裸になり新しい自分になる。そんな新たな自分で自分の世界を"今ここ"からクリエイションしていくのだ。

出会いも恋も結婚も子供も
素っ裸の新しい自分になってから。
一本芯の通った新しい自分になってから。


新しい自分に生まれ変わって彼氏ができた時は絶対連絡ちょうだいね!
そう言って私たち3人は最後に約束した。



*  *  *  *

余談だが私はいつもリーディングの最後に【おまけ】として龍神カードというオラクルカードを1枚ひく。本当にただ楽しくおみくじ感覚、お遊び感覚でひくのだけれど、これが毎回意味わからんくらい不思議な力を発揮する。

今回目の当たりにした不思議な力とは


15. 木龍


根づかせるとき


今回もまた言われてしまったようだ・・
根っこが無い不安定な状態でぐるぐるジャグリングするんじゃなく、しっかりとした自分の根っこを育てていく時のようだ。

ナイスアシストでしかない龍神カードだけれど、やっぱり今回も全員でトリハダを立てた。




ひろと私の霊視&タロット鑑定
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