見出し画像

失敗談よりも成功体験を聞いた方が良いと思うよ

私は定期的にTwitterのスペースの朝活部屋にゲストとして呼ばれて何だかんだ話してるんだけど、失敗談を聞きたいっていうリクエストがあったらしいです。

そっか〜。まあ公の場で話す時には時間の制約もあるから、やっぱり前向きな話題を取り上げることが多いし、プロフィールにも自分のキャリアの良いとこ取りしたことしか載せないですしね。キラキラした部分だけじゃなくて、もっと泥臭いことも聞かせてってことでしょうか。

私にも失敗談なんて山ほどあるし別に話しても良いんだけど、私の意見としては人の失敗談を聞くよりも成功体験を聞いた方が良いと思います。何故ならば再現性のある成功体験なら真似をすることで自分も成功する可能性がありますが、失敗談を元に成功することはないと思うからです。確かに失敗談を聞くことでリスクヘッジにはなるとは思います。例えば私の失敗の一例としては新しい仕事に就いた時に引き継がれた事がちゃんと理解できていなくてするべき仕事をしていなかったことがあり、こっぴどく叱られました。でも私のこんな体験を聞いて一体どうするんだろう?って思うんですよね。こんなこと聞いても何の役にも立たないでしょうに。教訓としては引き継いだことが分からなかったら、分かるまでちゃんと聞けってことくらいでしょうか(笑)

そして失敗談よりも成功体験を聞くべき理由のもう一つは、せっかく貴重なリソースである“時間“を使うのなら自分にとって最も役に立つことに割くべきだと思うからです。お金は稼ぐことも貯めることもできますが、時間はそれができません。時間というリソースは万人に1日24時間、平等に与えられています。その限られたリソースを使うのならリスクヘッジや教訓を得るために失敗談を聞くよりも、自己をより一層高めるための成功体験など前向きのストーリーを聞いた方が良いと私は思うのです。

「出来上がり」の私のキャリアを見て順風満帆だっと思っている人もいるかもしれないけど、私は20年以上ずっと役職のない平社員でした。日本では一般職の事務職を10年以上続けて、やっと総合職になれても査定後に昇格したのは私じゃなくて、やる気のなさそうな男性社員だったし、アメリカに来て秘書の仕事にありついたけどお給料は日本で働いていた時の半分以下。そして秘書の仕事もクビになりかけて、会社のお情けでクビはつながったけど、またまたお給料の低い仕事に配属。人事から「大学を出てないからマネージャーになれない」と言われたから大学に復学するも卒業までに8年もかかったし。もがいてもがいてやっとこさ自分の納得できるポジションに就けたのは、なんと40代半ばでした。

それまでの道のりは長かった。(しみじみ…..)

そんな亀の歩みのキャリアだったけど、振り返ってみると良い思い出になっています。そしてこの記事を書いていて私の強みはGrit(諦めない力)なのかも、と思えてきました。

皆さんも何か目標みたいなのがあるなら、諦めずに頑張ってください。頑張っても報われないことはたくさんあるけど、頑張らないと目標に到達することはありませんから。ファイト!

みなさまからいただく「スキ」がものすごく嬉しいので、記事を読んで「いいな」って思っていただけたら、「スキ」や「シェア」をしていただけたらとても嬉しいし励みになります!




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?