見出し画像

2分で読める子育てエッセイ№346 『特技を教えて!』

通学路に1か所横断歩道があるので、小1の息子のお迎えを出来る限りしている。男子数人で帰ってくるのだけれども、意外と男子もしゃべる。

『イチ君のお母さん、シーラカンス釣ったことある?タランチュラ触った事ある?』
『自転車補助なしで乗れるんだ。』
『僕、魔法かけられる~!ゲームでね』

それぞれしゃべる内容が ほぼ毎日同じではあるけれど、コミュニケーションを取ろうと努力してくれる姿が微笑ましい。

でも、興味を持っている分野が違うので、子供達同士の会話はキャッチボールにならず、ほぼ一方的にぶつけるドッチボール状態。なので、大人に話したがるのは無理ないと思った。


ところがここ数日、うっかりスマホのゲームにハマってしまい、ワタクシちょっと寝不足気味に。自業自得なのだけれども特に夕方、人の話が全く入ってこない。

『今日は無理かも・・・』

子供達のおしゃべり一斉攻撃に耐えられないと思い 手を抜いた。

『今日は、通学路の半分くらいの所で待っていよう』

しかし、この日の子供達は一段と元気よくおしゃべりを始めたので、
自宅が遠く感じられ、すごい体力を削られた。

『何とかせねば・・・』

珍しいのを見つけるのが上手なお友達がいたよね?
筋斗雲や魔法のじゅうたんを大至急で持って来て!

魔法使えるって言ってたお友達いたよね?
その能力 ナイショにしておくので、回復か瞬間移動の魔法を 
ちょろ~っとかけてくれないかな。

『俺自転車乗れるんだ!』って言ったお友達いたよね?
『俺、バイク乗れるよ!』
『俺、車運転したことあるもんね~』
は、分かった!!
どれでもいいから、確実に乗れる物に乗せて頂戴!!


とにかくこれ以上話を聞くのは無理。
早く自宅に帰ってゴロゴロした~い!

【保存版】note mymymama hanko7


この記事が参加している募集

習慣にしていること

子どもの成長記録

サポートありがとうございます!  迷わずお菓子を大人買いしますよ?怒りません? ありがとうございま~~~す  ε=ε=(ノ≧∇≦)ノ