今日参加した言語交換イベントがとてもおもしろくて、リピート確定だ。

イベントは4時半に大きな公園の一部で開催されるのだけど、私が到着した頃には色んな国の人が20人くらいいて、楽しそうに立ち話していた。

真ん中にはトークのお題が書かれたボックスが設置されていて、参加者はそれを引いて、2人ペアになって5分間そのお題について語り合う感じ。

終わったらまたボックスの中からお題を引いて、他の人とそれについて語り合う…というのを2時間繰り返す。

このイベントに通うと英語で意見を言う力がみるみる磨かれそう。

オーガナイザーが考えたお題がどれも興味深いものばかりで、初対面の人とそれぞれの考えを語り合えておもしろかった。

初めて会った人との会話って

「名前は？」「どこから来たの？」「趣味は？」「どうしてオーストラリアに来たの？」みたいなベーシックなものになりがちだけど

このイベントでは「やあ！君は貧困問題を解決することを差し置いてでも宇宙に何十億ドル投資するべきだと思うかい？」みたいな感じでお題を突然振られて議論がはじまる（笑）

えーそうだなぁ…とひととおり語り合ってお互いの価値観を知った後に、ところで名前は？みたいな感じで自己紹介するのが新鮮でよかった。

20代〜40代くらいの人々が夕暮れの公園で2時間立ち話して語り合うの健全すぎて推せるし、また来週も行こうと思った。

私、色んな話題について語り合ったり深めの話するの大好きなんだよね。

今日は色んな国の人と色んなお題について語り合っておもしろかったから、ここに記録しておく！

① この世で一番美しい贈り物はなんだと思う？

これは韓国人の女の子ミリーが引いたお題。

彼女が「私はお手紙だと思う」と言ってて

私もそう思う！！！！って同意。

お手紙は世界に1つだけの贈り物で、その時のその人しか書けない自分宛の想いが記されている。

お金じゃ買えない宝物のようなものだからという意見で一致した。

②そんなつもりじゃないのに誰かを傷つけてしまったことある？

これはミリーとオーガナイザーのクリスと3人で語り合ったお題。

ミリーは思春期の多感な時期についつい母への当たりがキツくなって迷惑をかけちゃったな…と語っていた。

体と心が変化している時期で、尖ってた時期だったからキツイことを言っても謝ることができなかったって話してた。

私は恋人と深刻な話し合いになった時

本当は問題を一緒に解決したかっただけのに

つい「解決できないならお互いのために別れた方がいいと思う」と口走ってしまったことかな…

っていうエピソードを話したのだけど

クリスに「それは君、サイテーだよ笑」ってズバッと言われた（笑）おっしゃる通りです…

ちなみに解決するって英語で"solve the problem"だと思っていたのだけど

それはビジネスライクだから、"make out"の方がしっくりくるよと教えてくれた。

新しいことを学んだ！！

言語学習は終わりがないからおもしろいんだ。

③幼少期は人生で一番幸せな時期だと思う？

これは陽気なインド人ガールと語り合ったお題。

彼女は自信満々に「当たり前よ！！」と答えたので「それはどうして？」と理由を聞いてみると

子供の頃は家賃を払わなくてもいいし、仕事に行かなくてもいいし、ただ遊んどけばいいし、みんなから可愛がってもらえる。そんなのパラダイスじゃない！とのことだった。

あなたはどう？と聞かれたので

「たしかに私もそう思う。でも幼少期は自分で物事を選択できない時期でもあるから、どんな親を持つかによって幸にも不幸にもなるんじゃないかなぁ」と答えた。

インド人ガールがそれは確かにそうね…と頷き

そのあと

でも大人になったからこそ味わえる喜びってあるわよね。大きな夢を持って、それに向かって走って、達成できた時にこの上ない幸せを感じられるもの！！って言ってた。

素敵な考え方だし、綺麗な瞳だった。

④大学は、お金をかけて行く価値がある場所だと思う？

これは日本からやってきた47歳の主婦とインド人ボーイと語り合ったお題。

47歳の主婦は息子がメルボルンの大学に通っているらしく、会いにきたついでに自分も英語を学びたいからと3週間だけ語学学校に通ったらしい。

そんな彼女は、そこにしかない経験ができるから、高くても大学に行く価値があると語った。

一方で、インド人男性は大学は高すぎる！特に海外の大学に進学する場合、外国人は現地学生の3倍くらいのお金を払うからフェアじゃない！！と不満を漏らしていた。

私はというと、そこに行かないと出会えなかったであろう大事な人々が山ほどいるから、人と出会うという意味で行く価値があるものだと答えた。

大学で、私は一生ものの友人に出会えたし、恋人ティムに出会えた。

多くのことがネットで学べてしまう今「何を学ぶか」のみだけを見たら大学ってものすごく高いかも知れないけど、4年間のキャンパスライフで得る人脈、経験、思い出、人間的成長なども考慮してみると行く価値のある場所だと思うな。

⑤お金で幸せは買えると思う？

これは47歳の日本人主婦と話し合ったお題。

あなたはどう思う？と先に聞かれたので

もちろん買えます。例えばレストランに行くと美味しいご飯を食べられて幸せな気分になれるし、大切な人に贈り物をすることもできる。お金で買える幸せはものすごくたくさんあります。

と答えた。

彼女は

お金を使うと特別な経験を得ることができて、幸せな気分になります。例えば私はオーストラリアに来て、語学学校に通って素晴らしい仲間や先生に出会うことができました。

と語っていた。

もちろん、お金では買えないものだってある。

でも、お金で買える幸せは本当にたくさんあるし、防げる不幸もたくさんある。

私は世界の色んな景色を見たいし

世界の美味しいものをたらふく食べたい。

すばらしい人が作ったすばらしいものにもたくさん触れてみたい。

生きている間にやりたいことがたくさんある。

せっかく生まれてきたからには、この世をたくさん満喫したい。

だからお金がいっぱいほしいし、それでたくさんの幸せをゲットしたい。

このイベントの終盤に

2人の韓国人の女の子と出会った

名前はジェーンとセニョン。

2人ともメルボルンに来て1〜2週間くらいしか経ってない新参者だ。

言語交換イベントでは

3日前に来ましたー！！！みたいな人も多い。

私だってこの街に来て２ヶ月しか経ってないけど

みんなの方が来て間もないから謎に先輩ポジションになっていて

「シティのどこがおすすめ？」

なんて聞かれたりするからおもしろい。

ジェーンとセニョンはノリがいい女の子で

近々一緒にコーヒーを飲みに行くことになった。

仲良くなれそうな予感がする。

そんな感じで、初めて会った人々と片っ端から語った午後だった(^-^)

The journey will be continued…