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世界は変えられないけど少なくとも『私の世界』は変えることができる

きっと現在人々の心の呟きランキング1位は

コロナのせいで 

だと思う。

卒業式のような晴れ舞台や大好きなアーティストのコンサートはキャンセルされ、Newspicksからは頻繁にNYの株が過去最大に下落していると通知が届く。品揃えのよかった行きつけのスーパーはいまやほぼ残り物しかなく、職場は閑古鳥が鳴いており、シフトを削られた従業員は泣いている。


ああ、なんてこった。


そんな中私は遠距離恋愛中の恋人に会いにいけないという打撃を絶賛くらい中でして

彼を訪れるために取ったワシントンD.C.のチケットはおじゃんになり、4月の記念日旅行ハワイもこのままだと多分中止だ。私は高齢のホストファミリーと住んでいるから、残念だけど今外国に行くことは難しい。

カナダのワーキングホリデービザはあと3ヶ月で切れてしまうから、最悪このまま会えずじまいで日本に帰国....なんてこともあり得る。

(会う頻度を増やすことがトロントに来た理由の一つなのに!)


ああ、コロナのせいだ。


....................


って言いたいところなのだけど、


私はこの『〜〜のせいだ』というフレーズを出来るだけ使いたくないと思っている。

言ったところで状況が良い方向に変わるならまだしも、全く何も変わらないし、むしろ使う度に世界がブルーに見えてくる。


他人や物事を変えたり、動かしたりするのは極めて難しい。特にウイルスなんてものは止めたくて止められるもんではないし、『コロナのせいだ!』といくら怒ったところで誰も責任を取ってくれないし、スッキリもしない。

だったら今すぐ変えられるものを変えていこうと思う。変えられるものとは何か?

それは自分の思考と行動だと思う。


出来事はいつだって無色で、それにピンチだ!チャンスだ!と解釈して色をつけているのは自分だ。


お得好きの私は、どうせならチャンスの方に目を向けたいと思う。

そしてその中で自分が出来ることは何かを考え、動いていきたいと思う。


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せわしい社会人生活のスタートを切って、日常がまるで新幹線から流れる景色のように一瞬で過ぎ去っていく。そんな中、在宅勤務が増えつつあり、出来るだけ外に出るなと言う。

おそらくこんなにも『内に籠もるチャンス』もうないのではないか?

そこで、普段なかなかできなかったけど今ならできることはないか?

私は最近本田圭介さんのとあるツイートを見つけて、これや!この思考で進んでいきたいわ!と思った。


(読み漁りまくりたい)


本に限らず、大切な人とゆっくり話す時間を取ってみたり、映画を観たり、あったかいお風呂に浸かって休息したり、ずっとやりたかった勉強を始めてみたり、きっと何でもいいと思う。

困難な状況でできなくなったこともあれば、できるようになったこともある。


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恋人とプチ電話文化が生まれた


私と彼氏は長らく遠距離恋愛をしているのに電話の頻度が高くなかった。

お互い電話好きという訳ではなかったので、したとしても週に1回まとめてお話しするくらいだ。

それが、会えることがキャンセルになって以来ビデオ電話の頻度が急に増えた。

15分とりとめのないお話をするのだけど、彼氏の声を聞いてから眠りにつけることはこんなにも幸せなのかと感動した。

多分会う予定がキャンセルになってコミュニケーションの機会を増やさなきゃ.....!と思わなければ生まれなかった文化だと思う。

後は近々ポストカードとお菓子でも贈ろうかなと計画している。

それも会えなくならなかったらやろうとすら思わなかったワクワクサプライズだ。


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おわりに


私は世界を変えることはできない。でも、自分の世界を変えることはできる。

どんな困難な状況でも、それを前向きに捉えようとしてみると、見えなかったものが急に見えてきたりする。


『〜〜のせいで』、もちろん私も言ってしまう。たまには言ったっていいと思う。


でもその後『〜〜だからこそ』もセットで考えてみると、目の前の景色がちょっぴり明るくなったりするかもしれないね。




おしまい


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