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気品溢れる選ばれしバリスタによって淹れられる極みの一杯

💌この記事は先日公開したカフェレポマガジンのサンプル記事となります。こんな感じで紹介していくんだと知ってもらえると嬉しいです。

更新しながらこういうことも追加したほうがいいかも..!と思えばその都度追加していきます☺︎

それでは、スタート!!





王のような人気カフェというものは、どれだけ大繁盛しようが、スタッフの顔やお店のムードに絶対的な余裕と気品が漂っている。

一度に人がブワっと押し寄せても、ズラリとした行列ができても、忙しさに圧倒されて「ああああもう!!!~$*#’」とテンパることはない。

まるで”いつものことですから”といった感じで、上機嫌にテンポよくお店を回している。

そして王のようなカフェでは決まって(良い意味で)ユニークな味が提供されていて、オリジナルグッズのセンスも抜群である。

店の端っこに気持ち程度に置かれているほこりの被ったタンブラーとは訳が違うのだ。

メルボルンではブランドもののバッグよりも、大人気カフェのトートバッグを持って街を歩いている者が多い。

さすがカフェの都である。

お気に入りのカフェのトートを持ってると「君もここ好きなの?」と話しかけられたりもする。

可愛いからというのはもちろん、会話のネタとして私もひとつ所有している。

さて、ここからは記念すべき第一回目のカフェを紹介する。

メルボルンで出会った素敵カフェ。

その感動ポイントを熱く述べるとしよう。




Patricia Coffee Brewers


メルボルン在住の人々に「おすすめカフェは?」と聞いたところ、ここを挙げる人が多かった。

地元の人にも愛されるカフェということで絶対いいんだろうなぁと思って足を運んでみたが、その体験は期待をはるかに超えるものだった。

中に入るとエスプレッソのいい香りが漂っていて、選ばれしバリスタ達が楽しげに注文を取ったり、淹れたての絶品コーヒーの手配をしていた。


カップに丁寧に名前を書くバリスタさん


エプロンにこだわりのあるカフェはセンスがいい
というのは私の持論ではあるが、このカフェのバリスタが纏っているエプロンはブラウンとゴールドのもので、パリッとした白シャツとの相性が抜群で、なんて上品なんだろうと感激した。

このカフェではぜひコーヒーだけじゃなくて店内のバリスタ軍団の観察もぜひ楽しんでほしい。

人気カフェゆえに順番待ちはちょっとあるため、その際はスマホに釘付けになるのではなく、ぜひバリスタの一挙一動を見てみてほしい。

ああこれがプロフェッショナルの仕事ってやつか…とうっとりなため息を漏れてしまうだろう。

佇まい、表情、お客さんとの向き合い方…誇りを持って仕事に取り組んでいるんだろうな…きっとコーヒーの世界を長年極めてきた集団なんだろうな…と感じずにはいられなかった。



あと、コーヒーが絶品なカフェあるあるとして『メニューにあるコーヒーの名前がイミフ』というものがある。アメリカーノとかではなく、謎の呪文のような名前が並んでいるのである。

このカフェのメニューを見た時もやはり呪文系のコーヒーが並んでいた。

そういう時はバリスタさんに『あなたの一番のお気に入りは何ですか』と尋ねるのが吉だ。

お兄さんはにこやかな顔で、シンプルに「コレ」と教えてくれたので同じものを頼むことに。ブラジルのコーヒーだった。

確かではないが、このカフェは"本日の一杯"みたいな感じで日替わりな気がする。

ガラスのショーケースにあるパストリーも見ものだ。中でもカヌレが人気らしく、ひときわ輝いていたので一緒に注文。

カヌレは多くの人が買い求めに来るらしいので、12時までには買いに来てほしいと言っていた。

Patricia Coffeeの唯一残念なところを挙げるとすれば、それは席がないというところだろう。

美味しいコーヒーとパストリーを席に座って味わって食べたい…という願望は残念ながら叶わない。

多くの人々はテイクアウトをして、外でコーヒーを楽しそうに味わっていたけど


こんな感じで


店内で食べるとすれば、窓際や端っこで立って食べるという感じ。

ということで

このカフェは誰かと来るというよりも1人で来店してその良さを噛み締めるのがおすすめ!

あるいはテイクアウトをして、コーヒー片手に繁華街をスタスタ歩く「いい女ごっこ」をしたい時もキマるのではないだろうか。アイスコーヒーは氷が溶けても薄くならずに美味しい。安心してスタスタ歩いてほしい。

店内には席はないものの、お皿やカップを置くスペースはある。それらを置いたときの背景も緻密に計算されている。

私は端っこでいただいたのだけど、背景がおしゃれな英字新聞であまりにも絵になるため、思わず写真を撮らずにはいられなかった。




こうしてこのカフェはオンライン上で瞬く間にシェアされ、広まっていくのだろう。

そして肝心なお味は

一言で表すと「極み」という感じ。

私が頼んだのはアイスコーヒーなのだけど、ああ明らかに違う…今まで飲んできたどのコーヒーとも味がかぶっていないと思った。

絶妙な酸味と濃さ、これが本当に旨い一杯ってやつか…とこのカフェに来て初めて感じたほどだ。

私はカヌレが好きでわりと食べてきた方ではあるけれど、ここのカヌレは大きすぎず小さすぎずのパーフェクトサイズでモッチモチ

コーヒーと一緒に楽しむのにうってつけなので、ここに来たらぜひコーヒー+カヌレの組み合わせをおすすめする(※カヌレを確実に食べたい場合は12時までの入店を!)。


人気店には2種類ある。

一度訪れて満足してしまうタイプと、定期的に行かずにはいられないタイプ。

Patriciaは私にとって後者だった。

地元に愛されるカフェなのが十分よく分かった。


クラシックなオリジナルグッズ
これもよければどうぞと試飲させてくれたホット。
外さない美味しさ



こんな感じで

カフェレポマガジンでは、メルボルンで訪れたカフェを情熱を込めてレポしていきます!

すでに色んな素敵カフェを訪れたので、余さずに記事にして紹介したい。

最終的には、ワーキングホリデーで与えられた1年を使って訪れた『スーパーおすすめ処』を全部記録するのが目標です。

最高のガイドブックを作ります🫶


・メルボルンに行く予定のある人/行ってみたいなと思っている人

・カフェ巡りや食が趣味で、大好きな人

・どこかに海外渡航したい気分で、行動に移すためにその欲を高めたい人

・私の文章が好みな人


そんな人にぜひおすすめのマガジンです。

随時更新予定なので、お楽しみに!!!



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