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適応外処方という裏技はありなのか?

夢の痩せる薬が医療業界で現在もてはやされている。

国が認可している適応にない使用法を適応外処方というが、まさにこれが大問題をひきおこしているのだ。

現在、医薬品の流通は戦国時代のような激しさを感じる。簡単に言えば、薬が足りない。

だから奪い合いなのだ。

お人好しの購入弱者は、まず希少品目を手に入れることはできない。

誰が流通を仕切っているのかはさだかではないが、最終のモノ(薬)を届けるのは卸問屋だから、結局そこが実権を握っているといえる。

話がそれてしまったが、冒頭に話した『痩せ薬』なるもの。これは紛れもなく、糖尿病治療薬である。

薬には本来の目的で使用したときに、副次的に全く関係のない部分に影響を受ける事があるのだ。

今回の話で言えば、糖尿病に効果のある薬が、体重を落とすという副次的な作用をもっているということである。

では、何が問題だと言うのか?という点について語る。

本来の糖尿病で使う患者に、この薬が渡らないという緊急事態が起きているのだ❢

想像通りである。

痩せ薬として、この薬が爆売れしている。

そのおかげで、常に品不足😫

先程述べた戦国時代の医薬品物流で、適応通りにこの薬を使っているのかどうかなんていちいち確認できるわけもなく……

買ったもの勝ち✌

困るのは本来使うはずの患者。

適応外処方という裏技で、もう大変な状況だということを国は知っているのだろうか?

実は知っているが、注意喚起することくらいしかできていない。

そこには薬の処方に関して、医師の権限が強すぎることに起因しているのではないかと思う。

もう少し薬剤師に権限を持たせてくれれば……

薬を最終的に渡すのは薬剤師なのだから、そこで適応外だと分かれば規制することも可能。

しかし医師にたてついても、法的にも薬剤師が負けてしまう。

現代の日本では、こういった一般人が知らない闇のようなものが多数存在する。

国民皆保険の悪用。これが外国人に多いのもその1つであろう。

止められないこの日本の悪しき医療の連鎖を皆さんはどう思われますか?




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