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春の島旅振り返り…2

その1からの続き。

すごく入ってみたいというよりは、 歩き疲れてカフェで一休みしたくなったので、アートホテル、ベネッセハウスのミュージアムにも入ってみました。宿泊者以外もチケット買えば中のアートを鑑賞できます。

先に鑑賞した二つの美術館が非常にミニマムな展示で、コンセプトも明快だったので、それに比べるとごちゃごちゃ感は否めず。お金持ちの個人コレクションをズラっと並べてる感じ。

個人コレクションでももうちょい好みが絞れてれば面白いんですが、でもここはどういう趣味を持ってるかわかんないけど現代アートが好き、という世界中のお客さんがターゲットなので仕方ないかな。でもクリストの「囲まれた島々」はよかったです。あとコレ

カフェのメニューも文化祭レベルかなー。地中美術館のカフェのほうが断然いいです。でもカフェのテラスからこの作品が見られます。

動き続ける作品なのであんまいいタイミングで撮れなかった…。これ観ると「ぼくらの」のジアース思い出す。

ここからは天気もよかったので徒歩で港に戻るバスの乗り換え停留所のつつじ荘へ向かいつつ、屋外作品を鑑賞。

この作品この向きだといい感じなんですが、反対側まわるとちょっとしょぼいです。

午後の日差しで影が綺麗。太陽が真上だとこれは見られないので陽が傾く時間に行くのがオススメ。

桟橋テンションあがる。

先っぽで記念写真。海きれい。沖縄の八重山のほうとか行った時のことを思い出すと、本当に海が穏やかなんですよね、瀬戸内海って。台風とかきたら別なんだろうけど。

これも作品らしい。

砂浜はぜんぜん磯臭くないです。

海と同じくらい青。

この作品は、この時間帯(早春の夕方)ならこっち向きで見るのがベストだと思う。屋外作品って見る角度でぜんぜん違うので、ウロウロ歩き回ってるうちに、これぞ!という角度を見つけると、ほぉーって納得する。その日の天気とか海の色とか全部まとめてだから、一期一会だし。

この辺の作品群から草間彌生のカボチャまでは少し歩きます。途中にミュージアムショップとかニキ・ド・サンファールの彫刻が設置された海を望む広場があるから、お子さま連れはこの辺で子供を放牧できる。

私はニキ・ド・サンファールさほど好きじゃないのであんまり写真ないんですが、作品いっぱいあります。

ここから少し歩くと直島のシンボル、黄色カボチャです。

常時誰かしら近くにいて写真撮ってるから人がいない瞬間おさえるの大変。人はけ待ちで、何組かカップルの記念写真のシャッター押したげました…(汗

サイズ感はこんな感じです。

記念撮影。

春先のこんなオフシーズンの平日ですらこうですから、夏休みとか土日はいい写真撮りたければゆっくり時間とるか朝夕の人が少なそうな時間帯狙うしかないかと。

でも海見てりゃいいんで、空くまで待ってても別に飽きませんが。帰りのバスや船の時間がある人は余裕もって行ったほうがいいかなーと思います。

さて、夕方のバスで宮浦港に戻り、本日の宿にチェックイン。素泊まりの女性専用の宿でしたが、宿のシャワーではなくこちらのアート銭湯にいってみました。

直島銭湯あいらぶ湯。扉をあけたら普通に銭湯です。番台があっておばあちゃんが受付してくれます。タオルや石鹸も売ってるので手ぶらでも行けるっちゃ行けるんですが、石鹸は瀬戸内のオリーブ石鹸だったりするので500円以上する。それ以外はそんなに高くなかったので、石鹸だけえぇえ、って感じでした。

使ったあと持ち帰れるようにビニール袋くれますが、ちょっとアートっぽい包み紙は使うとなると開けちゃうのでお土産っぽくなくなっちゃうし、かさばるバスタオルとかはともかくボディソープはお泊まり用の小さいのとか持参してったほうがお得かなーと思います。

私は夕方少し早めの時間帯にいったので最初は貸切。後から入ってきた人たち全員外国人だった。話しかけてみて「ノージャパニーズ」と片言の英語で答えられるパターンを二度。台湾と中国からのひとり旅の女の子でした。台湾の子によれば直島旅行は結構流行ってるんだって。あとは英語を喋る金髪の親子連れがひと組。海外からの観光客も、こういうとこまでわざわざ旅行に来るだけあって、結構みなさんチャレンジャーですね。

浴室内だけでなく脱衣所、トイレまでコラージュやカラーのタイルやゾウのオブジェで飾られているのですが(なんというか、とてもキッチュな感じ)、残念だったのは、私近眼かつ乱視がひどいので、メガネ外してお風呂に入ってしまうと何もかもぼんやりとしか見えないことでした…浴槽内のタイルのコラージュとか、どう目を凝らしても見えない。そこだけ残念でしたが、ゆったり手足を伸ばせたので満足。

夕食は、宿の人にすすめてもらった島食Doみやんださんが貸切だったので、銭湯のすぐ裏手にあるカフェバーにしました。リトルプラムさん。

サラダが思いの外でかかった上にピラフの付け合わせにも少しお野菜ついてたのでお腹いっぱいでしたが、とにかくお野菜食べたかったのでよかった。ラムコークとソルティドッグ飲んで、のんびりしました。

一品500〜600円ぐらいのメニューが大半なのでカジュアルです。ゲストハウスも兼ねてるのかな。混んでたのでサービスは若干ゆっくりめでしたが、お酒の種類もそこそこあって、一人でも大勢でいってもいい感じの店でした。

直島都会だなーって思ったのが、この店含め、宮浦港近くには22時あたりまであいてるバーが複数あって、どこもそこその賑わってるんですよ。観光客が多いから成り立つんでしょうけど。

沖縄でコンビニどころかスーパーも農協が兼ねてるよ!みたいな、街灯もほとんどない辺鄙な集落のゲストハウスに行ったのが初めての島旅だった私的には、たとえ24時間営業じゃなくてもセブンイレブンがあって、夜も飲めるバーが複数あるだけで充分都会でした。私が入った店は普通のお値段でしたが、観光客値段の店もわりと多いので、少しリサーチしていったほうがいいかも。選択肢はあるので。

というわけで、この日はこれでおやすみなさいです。まだまだ続きます。

#直島 #瀬戸内海 #旅 #アート #201703 #旅行 #草間彌生 #リトルプラム




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