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”知らない”と思っても、それは初めての出会いではないのかもしれないのだった……。

気になるクモが一匹。
小さすぎず、大きすぎない。
色は茶色。

その子に気づいたのは、朝。
タバコの煙を吹きかける。
少し動いた。

しかし、動きが鈍い。
その場を離れない。
一体、何なんだろう。

朝グモは縁起がいい。
そういうことにして、その場を離れた。
Bye-Bye.

一日の終わり。
夕方、その場に行くと、そこにまだじっとしていた。
一体、何なんだろう。

タバコの煙を吹きかける。
少し動く。
まだ生きているようだ。

死が近いのかな。
何か他の要因でもあるのか。
謎の茶グモ。

次の日、
その茶グモは、
消えていた。

移動したんだろうか。
捕食されたんだろうか。
真実を知ることはない。

あの日、
あの時、
出会った。

私が君を見て、
君が私を見て、
それを天が見ていた。

それは、
意味があったのか。
無意味だったのか。

君とまた会うことがあるのかな。
その時、
気づくことが出来るかな。

そんなことを思いつつ、
いつもどおりに、
タバコの煙を吐き出す。

天に上りゆく煙が、
風に吹かれて、
世界と同化する。

★\(^^)/☆

Jah よ! へるぷみ~ (T人T) ナムナム アーメン タスケテ・・ ☆彡(-人- ) 星に願いを・・・ らぶみーてんだー ♡♡♡ <3