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大谷選手の入団会見を通訳の視点からみると

いつもお読み頂きありがとうございます
今日は大谷翔平選手のDogers入団会見が
水原一平通訳も同席し行われました

メディアで水原通訳の通訳技術の高さが
報道されています

ただ本来の通訳の役割は
話者の言葉を正確に訳すことが使命です
その原則で考えると水原通訳が
通訳の役割を超えた部分があります

その姿を見ながら
私はどんな通訳を目指すのか
今日はその視点で書いていこうと思います

今日の会見内容

ドジャースの公式HPから発表された
ノーカットのビデオです

この中で主要な場面はこの位の時間にあります

大谷選手の会見 6:20より
質問タイム11:38より
場が和む笑いを作ったと
報道されている場面 
16:18より

こちらは
私は同時通訳付きで見ていたビデオです

そしてこんな報道が

確かに会場からの英語の質問も
水原通訳が行っています

でもこれは水原通訳だからできること
通訳としてこのニュースはかなりつらいです😓

通訳の手法について

通訳には2つの種類があります

逐次通訳(ちくじ)という
会話を止めて通訳する通訳
通訳内容の正確性が優先されます
医療通訳は逐次通訳です

同時通訳
会話を止めずに
話者が話している状況での通訳

今日の水原通訳は逐次通訳をしています
同時通訳とは手法がちがいます
比較するのは難しいです

私が通訳で大切にしていること

通訳をコミュニケーションを
円滑にする役割と考えると
通訳の原則にとらわれず
水原通訳のようになりたいと思います

私はこれからもその考えで勉強を続けて
水原通訳のようになりたいと思います

今日もお読み頂きありがとうございました
この記事が英語を学ぶ方々の
お役に立てれば嬉しいです

斉藤祥子

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