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とんかつDJアゲ太郎に学んだ日

「とんかつDJアゲ太郎」という映画を観た。何か映画を観たいなと思ってネットフリックスを開くと、たまたま見つけた。なんだこのふざけたタイトルはと思ったものの、コメディ映画を観たい気分だったので、ちょうど良かった。コメディ要素もありつつ、それだけではない色々な面白さがある映画だった。


最後のエンディングで知ったのですが、原作がジャンプ漫画みたいですね。どうりで面白いはずだ。


そういうわけで、「とんかつDJアゲ太郎」の映画感想を書いていこうと思う。






ふざけてるけど本気

代々受け継がれている創業うん十年のとんかつ屋の息子、アゲ太郎。父親の元で働いているが、やる気もなく、一生キャベツの千切りをしていて、トンカツは揚げさせてもらえない。

そんな中、出前先のクラブでDJに魅了されて、DJを目指すことを決める。周りからは、「え?」「は?」っていう感じなんだけど、本人は本気で、地元の友達もそのために手伝ってくれる。やってることは遊びの延長みたいでふざけてるんだけど、面白い。それは、ただふざけてるだけじゃなくて、本気だからだと思う。

何かに取り組む時に、「ふざける×本気」はちょうどいいバランスなのかもと思った。ただふざけるだけじゃ面白くないし、本気だけでも面白くない。



地元のあたたかさ

アゲ太郎と地元の友達4人との友情もよかった。いつもみんなでふざけてるけど、アゲ太郎がDJをすると決めた時には、一緒に手伝ってくれたり、ピンチの時には助けてくれる。アゲ太郎が暮らす下町感ある地元の町並みも、昭和のあたたかさみたいなのがあってよかった。


とんかつ屋×DJいう発想力

とんかつとDJ。どう考えても交わらない組み合わせを掛け合わせている作者の発想力が面白い。

似ても似つかないようなものも、実はどこかで繋がっている。そう考えると、全ては必ずどこかで繋がっているから、意味のないものはないんだろうなと思えてくる。

たぶん、必要なのは、その繋がりを見つけれる視点や発想力なんだと思う。で、その視点や発想力は、ふざける×本気から生まれる気がする。



DJ気分で楽しむ

映画でかかる音楽が最高だった。ノリノリの音楽で、楽しい気分になる。DJという仕事はよく知らないけど、DJってその場にいる人たちが心地よく楽しくなる音楽をかける人なのかなと思った。(そんな簡単なもんじゃないだろうけど)

自分が持っているレコードの中から、その場に合ったレコードを選んでDJ用の機械で音楽を流す。そこにいるお客さんたちは盛り上がって、心地よくダンスを始める。DJの仕事ってそんなふうに見えた。

だとしたら、自分もDJになれるのかもしれない。何を言っているんだと思われるかもしれないけど、音楽アプリで自分が好きな曲を見つけて、色々なプレイリストを作ったり、その場に合った曲を流したり。これってDJみたいだなって。そうやって、DJになったつもりで曲探しをしてみたり、プレイリストを作ると楽しそうじゃないですか😁




たまたま見つけた映画だったけど、自分の好みの映画で面白かった。気楽に映画を観たい時、笑える映画を観たい時、おすすめです😁




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