【携わる幅を広く】
博心堂鍼灸院の、いんちょです。
6月19日になると県外への移動自粛も緩和されるみたいですね。
博心堂鍼灸院にお越しの患者さんたちの中には、県をまたいでお越しになられる方々もいらっしゃいます。
・のっぴきならない
・つらくてどうしようもない
・メンタルトラブル(つよい不安など)
を訴えて、これまでの期間にも飛び込みでお越しになられる方はいらっしゃいましたが、他県の方とのご縁はしばらくご無沙汰。
どうじに、そういえばしばらくお会いしていないなぁという患者さんたちも、どうしておられるのかなぁというくらい、施術の間隔がずいぶんあいておられます。
まあ、外出自粛などで体調が大崩れしていなければいいのですが。
過去、リーマンショックや東日本の震災、その後の放射能騒動などなど。
いろんな「おおごと」があっても、ぼちぼちと博心堂鍼灸院へは、いろいろな症状を訴えられる患者さんたちがお越しになられてきました。
東洋医学は独自の生理学をもとに、人の体のことをとらています。
一般的な現代医学とは異なり、ひとつひとつの臓器や組織で考えるのではなく、体全体の調和がとれているかどうかを中心に据えて、バランスや循環、協調に伴う生理的なアンバランスを、カラダの表面から評価して、生活のアドバイスや必要なら施術を行うわけです。
過去、妊婦さんや赤ちゃんの体を見るだけでなく、授乳育児や発育、受験勉強に効果的な過ごし方、なんていうことにもご相談に乗らせていただきました。
これも東洋医学的な生理学をベースに組み立てることで、一般的な方法とは一線を画した個人個人にかなった対策をお伝えすることができます。
授乳育児にこだわっていても、赤ちゃんとママとの兼ね合いから、人工栄養のほうがかなうようなら、そんなことをおすすめしてみたり。
春生まれか秋生まれかで、子供ちゃんの発育の仕方はビミョーに変わるので、同じ月齢でも季節との兼ね合いで過ごさせ方の工夫を助言させていただくなんてことも、ずいぶんしましたねぇ。
カラダの大きさやキャラクター(性格や行動力)と、季節との兼ね合いで、子供ちゃん達の得意なことには違いが生まれます。
また、季節の流行り病とか月齢に生じやすい症状も。
受験勉強を効果的にさせたいという親御さんからの要望。
一時期、どこで聞きつけられたのか、そんなカラダに即した勉強への取り組み方も、東洋医学的な生理学をもとに、人相術や手相術を合わせて、得意な学び方や勉強に適した時間や過ごし方のアドバイスもしてきたことがありますね。
受験の結果は様々だったようですが。
ここ数年はこうした若年層の患者さんとのご縁はすっかりなくなり、今はお仕事疲れの解消と、体調管理の鍼施術、そして一番多いのがメンタルケアのサポートですね。
意外と鍼施術を受けることなく、対面でココロのバランスを整えるご相談(東洋医学をベースにした心理相談)を求める方が多い。
メンタルケアのご相談の受付は、まだあまりオープンにはしていないのですが、おカラダを拝見する鍼施術のおしゃべりの流れで、そんな風になったり、また、そうした患者さんからのご紹介の方もお越しになられています。
開業当初は予想もしていなかったような患者さんたちとの出会い。
幅広く対処できたのは、それだけ東洋医学の間口が広いからなのでしょうね。
東洋医学の知識は、ひとの生活に根付いた知恵が満載です。
こうした僕の学んできたことで、たくさんのひとに携わっていけたらなぁと思いつきます。
遠方の方とのご縁が再びつながりやすくなるであろう6月19日のことを知ってからね。
最後までお読みいただきありがとうございます。
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