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【暑中見舞いと、思うこと】

博心堂鍼灸院の、いんちょです。

今日は七夕。
そして、二十四節気では小暑をむかえます。
そんなわけで、「暑中お見舞い申し上げます」。

昨年の8月の長雨も厄介でしたが、今年の5月からのジメジメ陽気も、カラダに負担をかけ続けます。

今年はすでに日本の西の方では、大雨の被害で各地大変なことになっていますね。
テレビの報道映像によってしかうかがい知ることができませんが、被害が甚大だなぁと思います。

加えてコロナ禍。

被災された場所などは避難所が設置されるのでしょうが、これも感染予防と安全な避難所の確保で、以前から問題視されていましたよね。

条件が矛盾する中、どうやってすべてをクリアしていくか。

今年のコロナ禍は、社会に対していろいろな課題を突き付けています。


こうした不安要素ばかりが募る世間では、他愛もない世間話がものすごくドラマチックになり、気晴らしのおしゃべりのはずが、どんどん気持ちが重たく、気まずくなっていくこともあるんじゃないかな。

東京もと知事選挙があっという間に決着がつき、この結果にどれだけの人がこれからの東京の在り方に希望を持つことができたのか。

だれが当選すればいいという話でもなく、日本全国もそうですが、感染症騒動の現場真っただ中の東京都内では、今後、どんな風に過ごしていったらよいのかという先行きの見えない不安を、今回の知事選に見いだせたら、なんていう安心材料が欲しかったんじゃないかな。

そんな安心材料を、都知事さんにばかり求めてばかりもいられません。
国家の方向性も不明確で、感染拡大を徹底的に予防したいのか、少しずつでもいいから集団免疫を獲得していく方向なのか。
東京での感染拡大が広がれば、当然、ほかの道府県での感染拡大もあるでしょうから、今の内からみんなで目指す方向性を明確にしておく必要があるんじゃないかな。
安心材料として。


不安に駆られて過ごす体は、常に緊張を強いられています。

再開した学校への投稿も、状況によってふたたび突然の休校になったり、決まっていたことがとん挫したり、急に中止になったりすると、子供ちゃん達も自分たちの生活や身近な将来に対して、不安や不透明さを強めていくかもですね。


自分の将来というやつに希望が持てることって、とても素敵なことだと思います。

中学生ではまだまだで、高校生くらいでそんなことを見出し始め、大学生くらいになると、いろいろはっきりするのかも。

でも、現状だと国の情勢や各地の状況に大きな不安要素が山積みになっています。

昨年の台風被害の後片付けもすんでいないところがたくさんあるみたい。
自分の将来もそうだけど、喫緊は身の周りの安全と日常を取り戻すことになりそうです。

子供ちゃん達にそんな重荷を背負わせたくないなぁと思いつつ、僕にできることは、そんな不安や心配に寄り添わせていただきながら、体調不良の改善のお手伝いをさせていただくくらいなのかな、なんて思っています。

鍼灸師さんの出来ることは、目の前の患者さんとできることでしっかり向き合うこと、だからね。

最後までお読みいただきありがとうございます。


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