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アートで表現する・人々を悟りに導く仏陀の世界



「基礎デザイン」著者
吉岡徹のアクリル画を紹介しています。

パリ国際サロン 個展部門 優秀賞作品。

この作品の題名は「回向」
F50号の迫力ある作品です。

万華鏡のような三角形を幾重にも重ねながら
色彩と造形によって仏陀の世界を表現しました。

吉岡徹はこの万華鏡のデザインの中に
神秘的な仏陀の世界を描く事で
精神性の向上を表現したいと挑戦しています。

「回向」とは
自分が習得した善根の功徳を
他者に回し向ける事だそうです。

「回向」と「供養」の違いは?
調べてみました( ´艸`)

「回向」は修行などを通してえた功徳
ご利益を他の人に分け与え、共に悟りを得ること。
「供養」は故人や先祖のあの世での幸せを
願い法要する事。

微妙な違いがあるようです。

仏教用語は難しく
敷居の高いイメージがありますが

共に悟りを得る・・・素敵ですね

悟りや修行は
人それぞれに、その定義は異なると思います。

私は宗教にかかわらず
苦しみも喜びも全てを包含しながら
生きる事、そのものを楽しむ
そして感謝する行為ではないでしょうか

凡夫の私達には、これは最も難しく
修行の域だと思います。

吉岡徹は無宗教ですが
そんな、仏教の言葉の中に込められた
人への愛を、美しいと感じているようです。

色とりどりの万華鏡のような幾何学的
表現方法は見る人の想像力を掻き立て

安定、安らぎ、優しさを与えてくれます。

フランスの「ユニベールデザール」編集長の言葉として

「いずれも分類されない神秘的な作品。
まるで万華鏡のようにYoshioka Toruの作品は動き、
変化する。見るたびに角度によって、
それらは異なる側面に気づかせる。
それはきわめて知的な働きかけ。
この作品が巧みに使い分ける色彩は
凹凸や奥行きを与え、作品を照らす光源を生み出す。
それら作品は宗教的思念を感じ、
中でも『回向 Parinamana』には
感嘆させられた。
異なるモチーフがちりばめられ、
宗教的、伝統性への敬意を見た・・・」
との評価を頂いています。

作品情報はこちらから👇

https://www.instagram.com/gallery.tet/









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