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怒りはキャラクターに押し付けろ!私の対処法

「あー我慢できない!なんだあの言い分は!!ふざけやがって!!」

つい先日、家族といざこざを起こし、少々怒りに身を任せてイライラしていた。

私も人間だ。

怒らないで生きていけるほど、聖人君主ではない。

むしろ、怒るととことん怒ってしまうタイプだ。

しかし、怒るというのは非常に疲れる。

疲れるだけでなく、後味も悪い。

自分って幼稚なのだと思い、自己肯定感がダダ下がりだ。

正直、怒るのつらい。

でも、心の中で燃える怒りの炎はそう易々と鎮火できない。

怒りはキャラクターに押し付けろ

では、どうするか?

私なら、以下のように対処する。

「怒り」という感情を自分から切り取って別の存在に押し付けるのだ。

どういうことか?

以前から私が推奨している「感情のキャラクター化」というワークを使うわけだ。

感情のキャラクター化については上記の記事を参考にしてほしい。

実践してみた。

今回は以前作った「いかり山」というキャラクターを使う。

怒りの権化 いかり山

そう、このキャラクターを引っ張り出してきて、
「今感じている怒りはこいつが原因だ!」
「いかり山!お前が私の心の中で怒らせているんだろ!いいかげんにしろ、このやろう!」
「○▼※△☆▲※◎★●・・・・・・・・・・・・・!?」

などと自分が怒っている原因を「いかり山」というキャラクターになすりつける。

キャラクターに罵詈雑言をとにかく吐き続けると少し落ち着くし、スッキリする。

この段階で自分の中から怒りが解消できている。

なぜなら、怒りの感情を言葉で発散できたからだ。

胸に溜まった激情を吐き出せば気持ちが軽くなることは昔からよく言われている。

それと同じことがこの段階でできるのだ。

冷静になる

さて、怒りをキャラクターに押し付け、罵詈雑言を言いまくるとだんだん冷静さを取り戻せる。

冷静になると自分の作ったキャラクターに向かって罵詈雑言を言っているという傍目から見ればシュールな、正直ヤバい自分に気づける。

そして、なんで自分は「いかり山」というキャラクターに怒りを向けていたのか?疑問を持つ。

「そういえば、家族の何気ない配慮のたらない言葉に怒っていたなー」
「まあ、家族は一番身近な他人だから、たまには嫌な言葉を言ってしまうものかも?」
「いかり山にずいぶん暴言を吐いたけど、そこまでやらなくても別に良かったよな」

など、冷静に自分を観察し始める。

客観的に自分を観察すると怒っていた自分が恥ずかしくなる。

というか、自分で生み出したキャラクターに罵詈雑言を言いすぎたことに反省さえし始める。

「いやー、いかり山にちょっとひどい事言い過ぎたなー」
「ちょっと可哀想なことしたな」
「いかり山も好きで怒っていたわけではないよね」

ここまでくると怒ることがとんでもなく、くだらない行為に思えてくる。

落ち着く

そして、あんなに怒っていた自分がアホらしくなり、

「黒歴史だ、忘れよう・・・」
「怒るのは嫌だな、怒らないように気をつけよう」

と、前向きに次、怒らないようにするにはどうするか考え始める。

怒ることに対して打開策を考えられれば、もう安心。

怒りはすっかり解消される。

伝えたいこと

怒りを覚えるのはある種仕方ない。

問題は怒りを覚えたらどう対応するかだ。

もし、このワークを行わなかったら、家族に罵詈雑言を言い放ち、喧嘩になっていたに違いない。

喧嘩するより、自分の生み出したキャラクターに当たり散らした方がまだマシだろう。

以上が私なりの怒りの対処法。

正直、「何をアホなことをしているのか」と呆れている読者もいるとは思うが、効果はかなりあるので、試してみて欲しい。

注意事項はキャラクターに当たり散らす姿を他の人にみられないこと。

見られるとかなり恥ずかしい。

自分のパーソナルスペースを確保してから行うように!

怒りなどのネガティブな感情は放置せず、ちゃんと対処すれば後々面倒な状況にはならない。

自分なりの対処法を見つけるのもおすすめですよ!


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