「完璧主義とはとどのつまり・・・」
なぜ人は完璧主義に陥るのか?
常に完璧を求めて自分にも他人にも厳しい完璧主義。
完璧主義には終わりがない。
なぜなら、「完璧な人間」など存在しないから。
どこかしら人間には欠点がある。
いくら欠点を潰してもまた新たな欠点が目につくだけ。
いつまで経っても終わらないループを繰り返す「完璧主義」。
正直、精神疾患になりやすい要因の一つだと思う。
では、なぜ人は完璧主義に陥るのか?
わたしの個人的な答えの一つは「自信がない」からだと思う。
何か一つでも自信があれば「わたしってこういうところに欠点あるけどここには自信があるから大丈夫」と思える、はず。
でも、何もかも自信がない。
他人と比べて自分を卑下してしまう。
そういう人は「完璧」という理想を追い求めることで自分の自信のなさを解消しようとする。
完璧を求めることで自信を補おうとするのだ。
でも、結局完璧にはいつまで経ってもなれることはない。
だから、ところどころで「完璧」でもなければ「自信」もない自分を見て絶望的な気分になる。
でも、本当は自分では気づいていないだけで「自信を持っていい部分」は人にはだいたいあるもの。
完璧を捨て、等身大の自分のいいところ、悪いところを受け入れることができれば自信も持てる。
とはいえ、完璧を求めるのをやめるのは怖い。
不安になってしまう。
でも、ちょっと一呼吸おいて自分を観察すれば自信のタネも見つかるもの。
まずは、完璧を追い求めるのを一時休止してみることをお勧めする。
その時自分を客観視するために日記を書いたりするのもいいだろう。
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