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2017年 64冊目『寂しい生活』

朝日新聞の有名なアフロ記者 稲垣えみ子さんの本です。

同じくアエラの元編集長のHさんがFBで推薦されていて手に取りました。

稲垣さんが震災をきっかけに節電をはじめた話です。

ただし、一般的に想像する節電を超えた話です。

徹底度合が違うのです。

めちゃめちゃ面白いし、考えさせられる話です。

電気代削減から始まって、持ち物、ガス、水道、広い家、

そして会社も手放してしまいます。

掃除機をなくした話。

冷蔵庫をなくした話。

炊飯器をなくした話。

なぜかオール電化の家に引っ越してしまった話。

夜は電気を消して過ごしだした話。

冷暖房を止めた話。

すべての話が、大変そうなのですが、得るものがあるのです。

ちなみに、持ち物のうち洋服は、流行った本のフランス人のように10着になっていました。

会社を辞めた話は、別の本にまとめてあるので、ほとんど触れられていません。

▼前回のブックレビューです。


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