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ローカルはフードだけじゃない、店も番組もだ

地方に行った時の楽しみ。
美味しい物を食べるのもそうだし、観光名所も外せない。
でも、そんなのは当たり前。
本流からは逸れるが、少し変わった楽しみ方もある。

まずはローカルなお店の偵察である。
スーパーマーケット、ドラッグストア、ホームセンター。
生活に欠かせないお店であり、大体どこに行っても存在する。
しかし、これらは結構ローカルなお店があることが多い。

もちろん、
スーパーであればイオン、ドラッグストアであればマツモトキヨシなど比較的全国津々浦々にあるようなお店もある。ホームセンターだとコメリが割と幅を利かせているのだろうか。

こういった日本のあちこちにあるお店としのぎを削るのがローカル店である。
こういうお店の何が良いって、まずは見慣れない店の雰囲気である。
建物の外見から店内の内装、店内を回っている間に聞こえてくる店内放送。
どれを取っても新鮮に感じるのである。
あとは独自の電子マネーなんかも最近は多いので、チェックしてみると面白いだろう。ネーミングのセンスが問われる場である。

商品も地域の特色が反映されたりする。
寒い地域であれば寒さ対策グッズが豊富であったり、逆に暑ければ涼を求めるグッズであろうか。
食べ物であればその地方の特産品が並んでいたりするので、前情報がなくても、その地域の特色が見えてくる。
気になったものは食べてみればふとした時の話の種になること間違いなし。

ちなみに、
これまでに印象に残っているローカル店というと、スーパー玉出だろうか。
大阪にある(今もまだある?)スーパーマーケットなのだが、
とにかく派手である。
電飾モリモリで黄色の看板に赤文字のスーパー玉出。
店内も鏡張りでポップなんかも鮮やかである。
初めてみる人は名前も相まってパチンコ屋にしか見えないだろう。
昔は開催されていた1円セール、今でもやっているのかしら。

次にローカルな楽しみといえば、テレビ番組である。
これも結構地域によって変化が楽しめるのではないだろうか。

まずはテレビ局名が初見ばかりである。
東京近郊にいると、日本テレビ、TBS、テレビ朝日、フジテレビなど主要な放送局の名前そのままでテレビ欄に載っているし、放送している。
しかし、地方に行くとテレビ〇〇(県名)などの名前のテレビ局になる。
それらが主要なテレビ局の系列局となっているのである。

これによって何が起こるかというと、継ぎ接ぎなテレビ欄である。
ゴールデンタイムに放送されるメジャーな番組はどこの地方でも放送していたりするが、朝や晩のニュースはその土地のテレビ局独自の物が多い。
だから、旅先でふとテレビをつけると知らないアナウンサーが知らないニュース番組をやっているのである。
これを観ると、知らない地方に来たんだなぁと実感する。

ちなみに、ニュース番組だと、その地域のトピックを基本的に報道しつつも、一部コーナーは主要な放送局のコーナーを流すというハイブリッド型も存在する。
地方と全国のいいとこ取りである。

ちなみにちなみに、地方によってはチャンネル数が少ないことがある。
あるテレビ局がなかったり、場所によってはチャンネルが2つくらいしかないとか。これは是非確かめてみたい。

ローカル番組を観ていると、知らないタレントさんも多い。
全然観たことなくても、その地方では絶大な知名度と人気を誇るなんてことも結構あるらしい。ぱっと見ではよくわからないキャラでもそういうパターンは多い。それがまた観ていて面白いのだが。
また、そういうタレントさんが出てくると方言を喋ったりするので、
それもまた地方色強めでローカル番組の醍醐味の一つである。

まだまだ書こうと思えば書けそうだが、収拾がつかなくなってきたのでここらで終わりにしよう。
まだまだ行ったことのない県の方が多い未熟者だが、
そんな中でも未踏の県に行った時の楽しみ方はこんなにも発見した。

旅本来の楽しみからは少し逸れるが、旅のサブの楽しみとしてはアリじゃないだろうか。

今年もお初の県に行けるように。

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