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私の「 #どーゆーなりゆきで建築に 」?

 今回は、私が、なぜ、今の仕事:建築の構造設計をしているかという話をさせて頂きます。(興味あるかわかりませんが・・・)
 振り返ると、今の場所に来るまでに、いくつか分岐点というか理由がありました。リストアップしてみると・・・


1. 大学受験の時に建築学科を選ぶ

 まずは、ここが大きな分岐点だったと思います。
 自分が好きな教科は文系より理系だったので、高校では、理系コースでした。そして、理系の中から、学部・学科を選ぶとすると・・・「建築」が、なんとなくかっこよさそうかな? 理系だけど、なんだかデザイン要素があるのがお洒落だし、クリエイティブだし・・・と、思ってしまったのが、人生最大の間違いだったのでしたーーー!!!
 1回、志望学科を決めてしまうと他に変える理由もないし、ここから「建築」との腐れ縁が始まってしまいました。

2. 実は、父は建築志望だった

 なぜ、建築学科を選んだのかというと父の影響もあったと思います。父は、土木技師ですが、若い時は、建築をやりたかったそうです。事情があって土木の方へ進みました。
 家には土木や建築の本が置いてありました。小さい時は、父の仕事仲間である、土木や建設業の、荒っぽいけど優しいおっちゃん達にかわいがってもらいました。だから、建設業は、なんとなく知っている業種でした。父が私に「建築をやれ」と言ったことはありませんでしたが、今思えば、そんな環境が、大きく影響していたんだろうなと思います。

3. 大学に入って、自分にデザインは無理と思い知る

 そして大学の建築学科に入りました。
 けれど、設計課題の評価は底辺だし、模型はゆがむし、自分にデザインセンスがないのは明らか・・・
 また、同級生が、あの建築家のこれがいいとか、このデティールが、とか、この思想が・・とか話をしているのについていけないし、そこまで興味が持てない・・・
 ということで、自分に建築設計、特に意匠設計は無理だと思い知ったのでした。かといって、じゃあ何ができるんだ?ということもわかりませんでしたが。

4. 設計事務所に就職し、構造を勉強する

 大学卒業後、たまたま入った設計事務所は、構造設計をやっているところでした。そこで、構造をゼロから勉強し、構造設計を中心に仕事することになりました。(大学の時に構造系の研究室にいたわけではなく、就職してから構造を勉強しました。)
 その後、独立して現在に至っています。
 どんな形が美しいか?というのを考えるのは、自分のセンスに自信がありません。けれど、どんな形が安全か?を考えるのは、計算すれば答えが出るので自分の性にあっている気がします。(構造センスも必要ですが)

 ここまでが、私の「 #どーゆーなりゆきで建築に 」そして構造に?という話です。
 それなりにやりがいや楽しさがあり、将来もこの仕事を続けていく予定です。

みなさまの「なりゆき」も教えてくださーい!

 みなさまは、どーゆーなりゆきで現在の仕事についていますか?
もしよければ、「 #どーゆーなりゆきで建築に 」または「 #なりゆき建築 」を付けて、さしつかえない範囲で教えてください。
 ひとことでも、短文でも長文でも、写真やイラストでもOKです。
 投稿して頂いた内容は、ナミ構造設計のSNSでも紹介したいと思います。
 ではでは、お待ちしていまーす♪


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