私が結婚しようと思った理由は、結論から言うと「自分で選んだ家族が欲しかったから」です。
夫は、私と居るために実家から籍を入れることが条件のように言われたことが理由だと思いますが…(婚姻届は紙約束にすぎないと思っているのでは…😂)

私は親が愛を持って育ててくれたのは重々承知なのですが、いかんせん当たりが強く。
私自身と親の性格や考え方に違いがあることや、長女であることも影響していたのかな…と思っています。
家父長制の家だったこと。そして精神的虐待(親に意識はないと思いますが)もありました。

弟や妹が同じことをしても大丈夫なのに、私だと怒られ、何もしていないのに不都合があると「とまこが原因でしょう」と言われることも多く。
「家において、役に立て」という考え方も自分の無意識の部分に強烈な影響を与えているなぁとここ数年で感じます。
「楽しく暮らそう」と言われても、それは親が楽しく暮らせるために従うことで。

なので、夫に出会って生きるのが楽になったのです。
人は役に立たなくても居るだけでいいこと。
家の誰かが動いていて、自分が動けなくても。動かない罪悪感を感じなくていいこと。(出来る人が動けばいいこと)
誰のことも伺わず、自分の気持ちに正直に動いていいこと。
文字にすればそうか…と思うことですが、そんなことを一緒に居ると教わりました。

親に対して色々思うだけでなく、私自身が彼へ怒りを感じた時にも。
つい親にされたように接してしまい「これは親にされて嫌だったことだ」と後で後悔することもありました。

コロナ禍で遠距離だった彼に会うのを禁じられ、体調を崩してから「これは家族とじゃなくて彼と居たい」と感じるように。

体調も悪く、仕事も辞めて「もう何も心残りは無くなった！笑」と吹っ切れたので、しんどいながらも広島から東京へ引っ越しを決めました。

気持ちはひとつじゃなくて。色んな気持ちが複雑に絡んでいるので、もちろんこちらに出てくる時は寂しく、でもどこかほっとした気持ちもありました😊