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【ワーホリAUS】ロードトリップ中に廃車した件

こんにちは
車購入して1ヶ月半で廃車になりました。
一部始終を書き綴ります。

メルボルンで中古車購入

ワーホリでオーストラリアに住んでちょうど1年経ちました。
ファームでひと稼ぎしようと友人と一緒に1月初旬に車を買うことを決意。
FacebookのMarketplaceでいろいろ探した結果たどり着いたのが2001年製のトヨタRav4でした。年式は割と古いですがよく走り、荷物も結構載せられたためかなり気に入っていました。

外見も傷が少なくてよき


さて、友人と2人で働けるファームを探していたところ、2月スタートの仕事が決まりました。引っ越しが必要でしたが開始まで1週間程度空いていたため折角なのでロードトリップをすることにしました。

ルートとしては
メルボルン→最短距離でキャンベラへ→海岸線を通ってメルボルンに戻る

こんな感じです。
道中は無料キャンプ場を利用したかったのでカセットコンロ、調理器具、テントや寝袋を準備。観光地でサイクリングしたかったので自転車ラックも用意しました。

リアにバイクラックを付け、スペアタイヤはルーフラックに乗せた


準備万端、ロードトリップスタート!

ガソリン満タン!忘れ物は多分なし!いざロードトリップへ!
まずはメルボルン市内を出て北上。市内の一部は有料道路ですが、それ以外のハイウェイは全て無料。素晴らしいです。2人で運転を交代しながらキャンベラを目指して走り続けます。道中はのどかな町が点々と続きますが、ユニークな観光地も多かったです。

オーストラリアで人気らしい無法者 ネッド・ケリーの巨大像 in Glenrowan, VIC
海から400km離れた町に何故か沈んでいる潜水艦 in Holbrook, NSW


サイクリングしながら眺める Hume Dam

Google mapで「free camping site」と検索すると意外と多くの無料キャンプ場が見つかります。とりあえず評価が良いところに泊まりました。キャンプ場には水が出ない場所もあるので、事前にWoolworthなどのスーパーマーケットに寄ることが多かったです。

夕飯はやっぱりカレーでしょ


ハイウェイ上で突然、停止

旅が始まって3日目、ハイウェイを走っていると突然エンジンがガタガタと唸りオイル警告灯が点灯。あわててロードサイドへ避難。エンジン再始動も無理、近くに大きな町もなく、大型車が時速100kmで通る場所で立ち往生。
運が良かったのは電波が通っておりインターネットが使え、昼間だったので比較的危険性が低い状態でした。

停車した場所。Yassまで50km、キャンベラまであと1時間だった。

自力では走行困難だったので、レッカーを呼ぶことに。英語ではレッカーは通じず、towingと言うそうです。レッカー会社に連絡しましたが、遠くて無理or土曜日ということもありどこも忙しいと断られ続けました。

立ち往生から3時間ほどして1台の車が停車し、中から青年が出てきました。一部始終を話したところ代わりにレッカーに電話をしてくれ、夜遅くになるが来てくれると話を付けてくれました。捨てる神あれば拾う神ありとでも言えばいいでしょうか。人の優しさ触れ、感謝しかありませんでした。彼にお礼を言うと「Good luck!」と励ましてくれ、彼は帰っていきました。


レッカー到着、搬送

日が沈み、辺りが暗闇に支配された頃にレッカーが到着。ホッとするのも束の間、手際よくRav4はレッカーに乗せられあっという間に搬送準備完了。WaggaWaggaという街までレッカー移動を依頼しました。
150km程度のレッカー代は$800(8万円)。相場の倍以上でしたが深夜帯でこれしか手段がなかったので仕方なく支払い、友人と折半しました。

WaggaWaggaの無料キャンプ場に下ろしてもらい、レッカーが去った時点で深夜12時を回っていました。疲れた体を無理やり動かしてテントを設営し、眠りにつきました。
長い長いロードトリップ3日目はこうして幕を下ろしました。

レッカーされるRav4


ロードトリップ中断、メルボルンに帰ろう

ロードトリップ4日目。
WaggaWaggaという初めて来た街に、動かなくなった車、引っ越し前提で積んだ大量の荷物、ロードバイク2台が残されていました。これらをどうにか処理しないといけません。ロードトリップは継続不可能のため中止することは火を見るより明らかなので、とりあえず車はMarketplaceで出品、金になるものもMarketplaceに出品、大切なもの(特にロードバイク)以外の荷物は処分することにしました。

問題はロードバイクと荷物を持ったままどうやって帰るかでした。ヴィクトリア州の長距離鉄道であるVlineは無料で自転車輪行ができます。Vlineが通っている駅で一番近いのがAlbury駅ですが、100km以上離れています。WaggaWaggaからAlbury駅はバスが通っていますがバスは輪行ができません。どうにかしてAlbury駅に行くことさえできれば荷物とロードバイクを持ってメルボルンに帰ることができます。様々な方法で移動する方法を考えていましたが、なかなかいい方法は見つかりませんでした。


ロードトリップ5日目。車が欲しいという中国系の男性(Thienさん)がインスペをしに来ました。廃車になった経緯を話すと、彼はAlburyまで仕事に行くことがあるようで、なんと「Alburyまで乗せてってやるよ!」と言ってくれました。

そのためには彼の車に全ての荷物を乗せるため、荷物を大幅に減らす必要があります。彼の仕事の都合もあるので、5,6日目は荷物整理に集中しました。食料は全て廃棄orキャンプ中の人にあげ、鍋や調理器具は泣く泣くゴミ箱に捨てました。Marketplaceに出品していたエンジンオイルや車用収納ボックスは買い手が現れたためついでに洗車用バケツなどもセットであげるなどして何とか処分しました。


さらばRav4

ロードトリップ6日目の午前中。
Rav4をキャンプ場からThienさんの家まで運ぶため、人生初の牽引をすることに。彼の車とRav4をロープで繋げ、ギアをニュートラルにし、いざ牽引!ゆっくりと車が移動し、車体をコントロールするため重いハンドルを切りながらキャンプ場をあとにしました。
しかし道路に出ようとした瞬間、ロープが耐えられずバチン!と切れてしまいました。あわてて停止しましたが、他の車の邪魔になるためロードサイドまで移動させ停車させました。

オーストラリアの廃車手続きはかなり簡単で、ナンバープレートを外して当局に持って行くだけです。そのためプラスドライバーでプレート固定ネジを外し、プレート本体を取りました。結局この日の牽引は終了し、Rav4は半ば放置される状態となりました。


ただいま、メルボルン

ロードトリップ7日目。
Thienさんの車にロードバイクとその他の荷物をなんとかして詰め込み、Albury駅に向けて出発しました。電車出発時間に間に合うかギリギリでしたがThienさんが急いでくれたため余裕を持ってAlbury駅に到着。友人がチケットを買い、私が荷物を下ろしました。荷下ろし完了後、彼に感謝を述べたところ、「Never give up!」と激励してくれました。乗車に向けて各自かばんを3つ、自転車1台を持ち、出発時間にギリギリ間に合いなんとかしてメルボルン行きに乗り込みました。

奥のバッグはほぼ私達の荷物です。

午後4時にメルボルンのサザンクロス駅に到着し、ドタバタのロードトリップが終了しました。トラブル続きの旅でしたが、多くの方が親切に助けてくれ、無事に帰ることができました。オーストラリアに優しい人が多いのは、自然の脅威や十分でないサービスから自身や家族を守るためお互いに助けることが文化として根付いているからではないか?と考えました。私も困った人がいたら積極的に声をかけていきたいと思います。様々な人や学びに出会えたこの旅を忘れることは生涯無いでしょう。