見出し画像

百円の恋に八円の愛

クリスマスの季節ですね🎄
高2のクリスマスは人生で1番胸がざわつく日でした。はぁ、ちょっと寂しい。

寂しさを紛らわすために昨日は部活のみんなでクリスマスパーティーをして私はそのあとライブハウスに出かけると言う超過密スケジュールな1日を過ごしました。お陰様で疲れ果てて本日12時間近く眠りました。

そんな中での話。


はじめはみんなでわいわい食べたり、歌ったりしてたんですけど、途中から飽きてきて、なんか、やっぱりみんな彼氏が欲しいみたいで、段々恋バナが始まってしまいまして。気になる人の話とか、など。
失恋組の私はそんな話に入る気になれず、と言うかその気になる人を聞くにはどうやら情報交換が必要ならしく、交換する情報も無かったので元々とってたもう一部屋に移って同じような感じで話の輪に入らなかったチームで歌ってたんですけど、笑

それでも、やっぱ恋してる人はキラキラしてるよねー、ってなって、なんか悲しくなっちゃって笑
もう1人、失恋した友達がいたのでその人と失恋ソングメドレーしたんです。その時私クリープの百八円の恋歌って。(めっちゃ楽しかった)
まだ未練タラタラでストレス発散がてら熱唱したら同じ部屋にいた人が泣いちゃう事件が発生したんです笑
そのときに、この曲ってとんでもなく切ないよなって改めて気づいて。"いたい"の繰り返しが印象的で、切なさの原因の一つだと思うんですけど、何より冒頭の歌詞

もうすぐこの映画も終わる
こんなあたしのことは忘れてね
これから始まる毎日は映画になんかならなくても
普通の毎日でいいから

作詞 尾崎世界観

こんなに、こんなに切なさ溢れた歌詞ないですよね。実際友達はここで涙腺壊したみたいです笑
なんか見たことあるなと思ったら、

振られた直後の私そのものじゃないか。

尾崎さん、ドンピシャやわ。心見透かされてる。
この曲は映画の主題歌で、本当は多分、その主人公目線の歌詞だと思うんですけど、でも、沁みる。

楽しかった毎日が終わる、なんとなくわかってた。もう忘れて、新しい恋に進んでほしい、構わないでほしい。私も忘れて前に進むから。

本当はそんなこと振られた直後に微塵も、微塵も思わなかったけど、そう言い聞かせるしかなかった。もう彼に気を使わせたくなかったし。
もう傷つきたくないから普通の、平和な毎日を送りたい。うわぁめっちゃわかる。


もう見ての通り立ってるだけでやっとで
思い通りにならないことばかりで
ぼやけた視界に微かに見えるのは
取ってつけたみたいなやっと見つけた居場所

しんどかった時に、心身共にボロボロになってた時に見つけた安心できる居場所、自分を認めてくれる場所。自分には勿体無いぐらいのすてきな人
と出会って付き合えた。こんな幸せなことなかった。ビックリするぐらい歌詞と、自分の状況が合いすぎて、個人的にここの歌詞が結構好きです。


涙なんて邪魔になるだけで
大事なものが見えなくなるから
要らないのに出てくるから
余計に悔しくなる

これは最近の私。
ときどきしんどい時に思い出して、泣いて、
なんでまだ忘れられんのやろうって悔しくなる。
泣き出すと感情のコントロールが出来なくなるから、周りの言葉も全部マイナスに聞こえるし、聞いてないしそんな自分が堪らなく情けない。

まだ正直一緒に"居たい"と思ってる。

まだまだ気持ちの整理はついてない。
多分記憶が美化されすぎてると思う。
新しい恋に進める気もしない。


でも、昨日熱唱してスカッとしたし、私のことを気にかけてくれて、一緒に泣いて、笑ってくれる人がいて幸せだなと思った日だった。



しばらくこの曲にはお世話になりそうやなぁ笑


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?