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2022年に読んで良かった洋書まとめ!

Gott nytt år! It's nana 🌈

明けましておめでとうございます!🎍

今年もよろしくお願い致します。

昨夜は花火が大スケールで打ち上げられていて、突発音が苦手な私には恐怖そのものでした笑。

去年はマイベストを尽くして25冊の本を読み終えました!

その中でもオススメしたい本をこのブログにまとめたので、興味がある方はぜひ手に取って読んでみてください!

The Seven Husbands of Evelyn Hugo by Taylor Jenkins Reid


これはTikTokの多くの読書垢 (BookTok) にオススメされている小説の一つだそうで、唯一私がBookTokでオススメされている本の中で感動して記憶に残っている本です。

ストーリーは大物ハリウッド女優である Evelyn Hugo の人生についてで、彼女は生涯で7人もの男性と結婚します。

そんな Evelyn Hugo は自伝を死ぬ前に書きたく、ジャーナリストの Monique Grant を自ら指名します。

なぜ自伝を書くのが Monique でなくてはならなくて彼女を指名したのか、なぜ7回もの結婚を繰り返したのか、その謎が最後まで分からない、読み始めたら止まらない本でした。

これを読んで著者の Taylor Jenkins Reid の他の小説にハマる人が多いそうなので、彼女の他の本も読んでみたいなと思っています!


The Picture of Dorian Gray by Oscar Wilde

私が大好きな読書垢YouTuber、Jack Edwards の動画の中で紹介されていた小説の一つがこの小説です。

私の周りの友達でもこのストーリーが好きな子が多く、読書好きの方で知らない人はいないほどの有名な小説です。

ストーリーはドリアン・グレイという美少年のナルシシズムと傲慢さによって彼の人生が大きく変わっていく話です。

ある日ドリアンは肖像画を描いてもらい、それは魔法の肖像画で肖像画は年月が経つごとにどんどん老化していくのに対し、ドリアンは永遠に美少年のままなのです。

これがドリアンの人生を狂わせるのですが、この本から学ぶことが多い名作でした。

オスカー・ワイルドの言葉使いがすごく印象的で、蛍光ペンで何箇所もマーキングしたいほどでした!


The Hunger Games by Suzanne Collins

私の世代で知らない子はいない、大ヒットしたディストピア小説が The Hunger Games シリーズです!

ここだけの話なのですが、小さい頃はこの映画が怖くてずっと観ることができませんでした笑。

本を読んでいないと大学のクラスメイトに伝えたところ、「まだ読んでいないとか信じられない!」と全シリーズ貸していただいたほど海外では大人気のシリーズです!

このストーリーに出てくるピータが完璧な男子すぎて、理想が高くなっていく一方とみんな口揃えて言っていました。

余談ですが、こないだ大学の仲良しグループでMBTI性格診断を一緒に受けて、相変わらず私はいつもと同じENFPでした。

ピータも代表的なENFPの一人らしく、みんなに「ピータと性格が一緒なの神じゃん!!」とべた褒めされたほどピータはどこの国に行っても大人気です笑。

友達の一人は毒舌シェフのゴードン・ラムゼイ、ハーマイオニー、ミーン・ガールズのレジーナ・ジョージと同じ性格だったらしく、「あーたしかに何でもズバズバ言っちゃう系だわ」とお互いの性格を深く知れたのも面白かったです笑。


The Intersectional Environmentalist by Leah Thomas


“Intersectionality” とは、性別、人種、民族性、性的指向、障害、階級などの個人のアイデンティティが組み合わさることによって起こる様々な差別に目を向けることを指します。(引用: Ideas For Good)

ざっくりまとめるとこの本には、環境問題や人権問題がどのように関係しているかが書かれています

  • 2018年、黒人労働者の収入は平均的な白人労働者の人のわずか62%にすぎなかった

  • それに比べて有色人種の女性の収入は少なく、LGBTQ+ の女性の収入はさらに少ない

  • 有色人種系の学校は主に白人系の学校より$230億少ない資金を受け取っており、教育の格差に繋がっている

  • 有色人種 (黒人系、ラテン系、アジア系) の住宅ローンの申請者は、拒否される可能性が高くなる

  • 有害廃棄物処理場の近くに住む900万人のアメリカ人の半数以上が有色人種である

  • 黒人アメリカ人は「白人アメリカ人よりも大気汚染物質によって死亡する確率が3倍も高い」

(引用: The Intersectional Environmentalist)

などびっくりする統計データがいっぱい詰まっている本なのですが、参考になる書籍やドキュメンタリーなども紹介されているため今後も大切にしていく一冊です。

著者による「人々が環境活動家について考えるとき、人々と地球の両方に非常に深く関心を持っている人を想像することを願っている」という言葉がすごく印象的でした。


おまけ: オススメできない本

It Ends With Us by Colleen Hoover

BookTokで一番話題になっているのがこの小説、It Ends With Us だと思われるのですが、正直好きなストーリーではありませんでした。

すごく期待していたのもあると思いますが、このストーリーの中のDVや男女のトクシックな関係が美化されているようにしか捉えられなくて、私の中ではビッグNOでした 🚩 (MAJOR RED FLAG!)

TikTok勢の友達曰く、主人公の相手だとどっちがタイプかという討論がBookTokで流行っているみたいで、DV彼氏を推す読者がいる事実にもビックリしています。

このストーリーが好きな方ももちろんいると思うので、あまりズバズバ言えないのですが、正直 Colleen Hoover の小説がなぜこんなにベストセラーなのか私には理解し難いです。



2023年も新しいことにどんどんチャレンジしていきたいと思っています!

引き続きこのブログを更新していくので、読んでいただけると嬉しいです!

今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました!🇸🇪


Hej då!

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