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ルンド大学のちょっと変わった伝統!

Hej hej! It's nana 🌈

また久しぶりの投稿となってしまいましたが、相変わらず元気に大学2年目を楽しんでいます!

今月はすでにテストがあったり、その後はグループプロジェクトがあったりとパソコン漬けの毎日です。

そして先月末に20歳になり、晴れて成人になりました!💐

20代も更に楽しみたいと思います!

今日は前からずっと記事にしたかった、ルンド大学の変わった伝統についてまとめました!

1.「湖湖」や「島島」という名前の場所が存在する

ちょっと前の投稿に書いたのですが、個人的に気に入っているルンド大学ネタなのでもう一度載せます笑。

ルンドにはルンド大聖堂といった名所があるものの、ルンド大学生しか知らない隠れ名所があるのです!

それは "Sjön Sjön" と呼ばれている池で、その中には "Ön Ön" と呼ばれる島があるのです!

どちらとも直訳すると「湖湖」と「島島」で、なぜ池を湖と呼ぶかは誰も知りません笑。

最近は湖湖のある通りが "Vägen Vägen" に変わり、「通り通り」になり大ニュースになりました。

そこで行われる伝統は、工学部の生徒たちが毎日のようにその島島まで行き、そこに立っている像を塗り替えるのです。

工学部も私の理学部のように教科ごとに色で分かれていて、どの色が長く保つかを競っているのだと思われます。

ちょうど今学期のメンターをやっている頃に、あまりにも塗料が湖湖を汚しているため、生徒たちの健康面を考えてついに立ち入り禁止となりました笑。


2. パーティーの後は道路の標識を持ち帰る

この伝統(?)を最初に聞いたときは冗談だと思ってスルーしてたのですが、寮のパーティーに行くと本当に道の標識がトロフィーのように飾られているのです!笑

今まで止まれの看板や歩行者マークの看板、更にはバス停の看板のようなものまでありとあらゆる看板が学生寮で飾られているのを見てきました。

今学期の新入生を迎える期間の最後のパーティーも道路の標識を持ち帰っている生徒がいて、ついに現在進行形で目撃しました笑。

未だに個人的ダントツNo. 1の意味不明な伝統です。


3. メダルを集めてジャラジャラ着ける

ルンド大学では舞踏会や食事会など、もっとフォーマルで華やかなイベントも頻繁にあります。

そのようなイベントに行くと、参加したメダルを買うことができてルンド大学の生徒はそれをジャラジャラ色々なイベントに着けて行くのです。

この間は「ストックホルムでコーヒーを一杯飲むぐらいだったらそのお金でメダルを一個買う」という訳の分からないミームがありました。

それぐらいメダルは欲しいそうです笑。

生徒会の役職を受けたり、生徒会に所属するだけだったりでもメダルを買うことができるので、メダルが多ければ多いほどイケてるといった伝統です。

今学期のメンターを一緒にやった先輩の生徒たちは数えれないほどのメダルを着けていて、正直ジャラジャラうるさいのとあれだけ着けていたらかなり重いと思います笑。


4. 理学部はラボコート、工学部はつなぎ

これは私の知っている限り、理学部と工学部だけの伝統だと思われるのですが、理学部の生徒はラボコートを着て工学部の生徒はつなぎを着る伝統があります。

理由はなぜか分からないのですが、理学部の中でも教科ごとに色が分かれていてその色のラボコートを大体の生徒が新入生ウィーク中に買って理学部の食事会や舞踏会などのイベントに着ていくのです。


↑ 今年着ている写真を一つも持っていないので、去年のワッペンが全く付いていない時の写真です笑。

このラボコートにワッペンを付けてデコするのも伝統で理学部オリジナルのワッペンも種類がたくさんあり、理学部関連のワッペンだと細かく付ける場所も決まっています。


↑自分が所属する科目のエンブレムは心臓に近い胸ポケットに。袖には新入生 (Novisch) だった年のワッペンとその下にメンターになった年のワッペン。メダルは自由に好きなところにつけました。


↑理学部のエンブレムは反対側のポケットに。缶バッジは母からもらったオリンピックのビンテージもの。理学部とは一切関係ないけど可愛いので笑。


↑新入生ウィークに行われるゲームやイベントをモチーフにしたワッペン。


↑理学部の生徒がデザインしたワッペン。

もちろん理学部関連以外のワッペンも自由に付けていいので、このQRコードを付けたら大ウケでした↓笑。

このQRコードを読み取るとリック・アストリーの "Never Gonna Give You Up" が再生されるようになっていて、この曲をありとあらゆる予測不可能な方法で人に再生させるいたずら (prank) がここ最近ずっと流行っていて、海外ではこのprankを "Rickrolling" と言います。

毎回「そのQRコード何?」→(読み込む)→("Never Gonna Give You Up"が再生される)→「またやられたーっ!!」の流れです。

でもなんだかんだ言ってみんなこの曲が好き。

このprankを知らない外国の方はいないと思うので、ぜひブームが去る前に仕掛けてみてください笑。


5. ソングブックは暗記して肌身離さず持ち歩く

ルンド大学生活に欠かせないソングブックと呼ばれる歌を集めた本があり、食事会や舞踏会に持って行きます。


学部ごとやネーションごとにソングブックが違うのも少し厄介で、これを持っていないとイベントで歌えないのです。

私も理学部のソングブックを持っていて、毎回イベントがあるたびに持って行っていました。

「ワインの歌」「単位の歌」「理学部アンセム」など色々な歌があり、よく歌う曲は暗記するように言われます。


↑このソングブックはイベントで生徒の間で回して、誰か分からないようにメッセージを書き込む伝統もあり、日本でいう卒業アルバムみたいな使い方もします。



今回の投稿ではルンド大学の変わった伝統をまとめてみましたが、いざ言葉にしてまとめてみると結構カオスな大学生活だなと実感しました笑。

ルンド大学2年目はどんな発見があるのかなと毎日ワクワクしています。

2日ほど前のルンドの最低気温はついにマイナスになり、セントラルヒーティングも付きました!

紅葉も落ち始めているので、長い暗い冬もあともうすぐだなと少し寂しい気分です。

今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました!🇸🇪


Hej då!

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