人格ごとの口調や一人称の変化について / 解離性同一性障害(多重人格)
解離性同一性障害とは、人格に同一性がなく複数の人格がみられる障害です。
人格は、強い記憶や感情、トラウマ体験等が基となり隔離断絶され独自に成長を遂げたものとされます。
人格さんたちは各々に性格や価値観が違います。
別個の存在です。
人格が交代すると、態度や口調、一人称も変わります。
ただし、同じ人格さんでも周囲の環境や状況、書き言葉、心の状態気分等々で、態度や口調、一人称が変わります。
たとえば、ご機嫌なシオンもぶちキレまくるシオンも同じ1人の人格、シオンです。
与一さんは自分のことを「俺」と呼びますが、人前では「自分は」と言います。
人格さん一人一人にも多面性があると言うことです。
そうでないと無限に人格が存在することになってしまいます。
人格さんにはあくまで記憶や感情等、基になる、あるいは核となる某かがあります。
表面上をなぞっただけのキャラクターではありません。
その為、話す言葉や内容にもそれぞれの人格さんらしい深みや新しい視点が見受けられます。
同じ人格さんでもTPOに合わせて振る舞いを変える柔軟さを持ち得ます。
それが彼らが独自に成長している、と言う所以です。
参考にしていただければ幸いです!
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