Nizi projectで有名なJ.Y.Park氏のコーチングを子育てに活かす方法をまとめてみました。

J.Y.Park氏のコーチングで基本となるものがコチラです。

『ほめる時は才能（センス）をほめて、
叱る時は努力（スキル）を叱る』

どっちに転んでも頑張らせるテクニックとしてコーチング業界では基本となっています。

これだけの才能があれば頑張れば上手くいく
→だからもっと頑張って！
足りていないことは努力で後で補うことが出来る
→だからもっと頑張って！

となります。

少し話が逸れますが、今回紹介する虹プロが普通のオーディション番組と違うのは本気度合いだと思います。
2PMやTWICEを育てた敏腕プロデューサーであるJ.Y.Park氏が自ら出演して、候補者を1人ずつちゃんと見て、評価して、アドバイスするというのは日本では考えられないです。
これからの時代、メイキング（制作過程）が重要になりそうです。

▼刺さるアドバイスとは？

アドバイスとは、相手が理解して、納得できるものでなければなりません。
虹プロではどのようにコーチングしていたのでしょうか？
子どもへ伝える時のコツも合わせて紹介します。

①才能（センス）をほめる
『あなたは素晴らしいです』
『才能が溢れています』
『スター性があります』
『あなたはすでに特別です』

素直に感じたことを直接的に表現しています。
ちゃんと見て、感じで、言葉で表現をしています。これはよく相手を観察をしなければ出来ません。

☞子どもに伝える時
『あなたは何でもできる、素晴らしい』
と親が褒めてあげて下さい。
それは親しかできないことです。
他から見たら親バカぐらいがちょうどいいのです。子どもが自信を持つことが出来て、自己肯定感を高めることが出来ます。

②努力（スキル）を叱る
『音程が不安定です』
『ダンスに必要なのは速さ、パワー、股関節を使って大きく見せることが必要だけれども、体重が重過ぎて、遅いです。』
『練習をしてきたようには見えません』

☞子どもに伝える時
間違えてしまったことを分解して注意して下さい。
頭ごなしに怒らないことがポイントです。
なぜダメなのか理由を説明しましょう。
子どもは親が思っているよりも理解出来るので、丁寧に説明してください。

▼気質を育てる

J.Y.Park氏が言うには、『テクニックがあるだけでは売れ続けることは難しい』という本質的なことを明言しています。

オーディションでは常に気質を見ているそうです。嫌なことをコツコツ続けて、頑張れる人を探していました。、

毎日コツコツ嫌いな辛いトレーニングを積み上げた先にあるのが豪華なステージなのです。

子育ても気質を育てることが大事だと思います。『非認知能力』という言葉が言われるようになってきました。忍耐力、やり抜く力、誠実さなど、読み書きそろばんのように点数で評価出来ないような資質を伸ばすことが大切です。

いくら先生に褒められて、
いい学校の受験に受かって、
いい大学を卒業しても、
気質が備わっていないと、社会人になってから苦労するケースが多くあります。

大切なのは親が子どもの環境を作り、よく観察してあげて、気質を伸ばすことです。

嫌なことをコツコツ頑張り続けられるような粘り強さを持つことがスターへの近道なのです。

バックナンバーを参考にすると
もっと理解が深まると思います。

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