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新・田舎暮らしの教科書 「コロナ移住の終焉 都心回帰が始まった 結局、潤ったのは…」

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 コロナ禍による地方移住も結局は地方の土地相場、不動産相場のバブル化によって庶民には高嶺の花となった。
 
 コロナ移住ブームは、つつましくほどほどの田舎暮らしを一気に破壊したのだ。そんな新・バブルの地に移り住むのは、足元がギラギラするゲレンデバーゲンで疾駆するテレワーク可能なIT長者か、ブランディング指南で稼ぎまくるカリスマコンサルばかり。
 
 しかし、過去数年のコロナ禍は、すでに指摘されて久しいが、都心不動産の「ドーナツ化現象」を生んだとも言われる。
 
 下宿需要を含め、都心の賃貸マンションはガラガラ、だ。
 
 需給バランスが崩壊した今、手頃になった都心マンションに帰るべき好機到来とばかりに、高齢化した初期田舎暮らし生活者らの都心回帰が始まっている。
 
 移住してきた頃には考えていなかった病院通いも買い物も「歩いていける」のも都心ならでは。
 超高齢者に訪れた「再びの都心回帰」絶好期の到来と言える。

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