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【4年生・8期生】2023年11月22日 第23回南後ゼミ

こんにちは! 南後ゼミ8期のM.Sです

サムネイルは、先日のOBOG会後に南後先生と食事に行ったときの写真です!

下北沢「BONUS TRACK」内にある
「お粥とお酒のANDON シモキタ」のよく沁みたおでんは、
少し寒くなってきた気候にぴったりでした…!

また食事の前には、
「Tokyo Scope」を置いていただいている
「本屋B&B」さんにもご挨拶に伺いました
今後ともよろしくお願いします!

【活動報告】

さて、ゼミの活動報告に移ります

今回は急遽入れ替えがあるなか、3名が発表でした

季節の変わり目には、より一層体調にご留意ください……


①「ポイ捨ての実態――渋谷駅周辺・渋ハロの路上観察を通して」(Y.T.さん)

1人目は、入ゼミからテーマとアプローチを悩みに悩み抜いていたY.T.さん!

紆余曲折を経て、ついに「ポイ捨て」で落ち着いたようです(本当に良かった…)

下司忠大らの「Dark Triad」や山岸俊男「社会的ジレンマ論」を踏まえて、
渋谷駅周辺で「ポイ捨て」がどのように行われているのかを
考現学的に捉えようとする論文です

「渋ハロ」に備えるハチ公前(2023.10.17 撮影)

僕も一緒にフィールドワークをしたことがあるのですが、
ポイ捨てされたゴミには
その場にいた人々の痕跡がありありと浮き出てきます

現代の東京における「ゴミ」というメディアには
人々の意思がどのように反映されているのか

発表後、今回で方向性が固まったと嬉しそうだったので、
次回の進捗が本当に楽しみです!


②「来館者の撮影行為から考える「開かれた美術館」のあり方」(K.Sさん)

続いて2人目は、テーマをまったく変えずに2年間貫いてきたK.Sさん

今回の発表で、ついに3.5万字を超えたとのことです

あれだけサークルで忙しくしているというのに… 
ホンモノの努力家です💪

今回の進捗は、これまで記述できていなかった節や項の穴埋めと、
美術館の担当者へのインタビューの結果でした

「(a)美術館での体験を撮影・共有する人々」
「(b)(a)の人々を批判的に捉える人々」
「(c)学芸員やキュレーターをはじめとした展示の作り手」の三者の関係から

「開かれた美術館」を探っていくロジックは、いつ見ても圧巻です

K.Sさん曰く、研究を進めるにつれ、
階級闘争やジェンダーにも裾野が広がっていき、
当初の想定とはまったく違う卒論に仕上がりそうとのことです

先日訪れた「ヤオコー川越美術館」の
三栖右嗣『爛漫』
「ヤオコー川越美術館」の撮影に関する注意書き

上の2つの写真は、
僕の地元・川越をゼミ生数名に紹介したときに撮影したものです

この2年間を通し、
K.Sさんのテーマに関連しそうな注意書きを見つけたら
すぐに写真を撮って連絡しています

K.Sさんの次くらいには、
こうした注意書きに敏感な生活を送っているのです(笑)

そういう点では、
建築(ハード)的にも、決まり(ソフト)的にも
この美術館は「開かれている」印象を受けました

「開かれた美術館」とは何なのか、K.Sさんの結論が楽しみです


③「田園都市線の過去・現在・未来から考える郊外のあり方ーーたまプラーザと南町田グランベリーパークを事例に」(M.Tさん)

最後は、テーマも担当教員もまったく変えずに貫いてきたM.Tさん

そのストイックさは筋金入りで、
最近まで2つの国家試験に備えて、とにかく勉強モードだったとのことです

ひと段落ついたようで、お疲れ様でした🍵

今回の発表は、フィールドワークに基づく
南町田グランベリーパークの紹介と考察がメインでした

今後は「郊外論」を整理しながら、
「郊外のあり方」に厚みを持たせていくとのことで、

持ち前のストイックさが反映されることが期待しています🏹


【大学生のうちにやりたいこと】

僕が大学生のうちにやりたいことは、アルバム制作です

高校の頃から趣味で音楽制作を行なっているのですが、
大学生活の集大成として、1枚のアルバムにしたいと考えています

ただ最近は、就活や「Tokyo Scope」、
卒論に追われて手が付けられていません……

なんとか時間を捻出して、
10曲入りくらいのアルバムに仕上げたいです💿

現状、何曲かサブスクにも出しているので、
ぜひ聴いてみてください!


次回からは、最終発表がスタートします

大学生活の締めくくりとして、
納得のいく成果物になるように頑張っていきましょう👊

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