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こどもの日に思う

こどもの日の今日、風は少し強くふいていましたがとても良い天気でした。

朝から懸案だった庭の草むしりと、ぼうぼうに伸びた庭木の手入れをして、午後散歩に出かけました。

最近、私の家の近くではベランダからポールを伸ばして飾るこいのぼりをたまに見かけますが、久しぶりに庭に高いポールを立てて、雄大に泳ぐこいのぼりを見かけました。吹き流しを一番上に、「黒鯉」「赤鯉」「青鯉」そして一番下にはちびっこの「緑鯉」が泳いでいました。今日は風が強かったので、鯉たちはとても元気そうでした。

最近はこいのぼり自体を見かけることが昔より少なくなったような気がします。こいのぼりを飾るような敷地や余裕がなくなってきたのか、子供自体の数が減ってきたからなのか。こんなニュースもありました。

[読売新聞オンライン 2024/05/04 17:00]

総務省は4日、4月1日現在の15歳未満の子どもの推計人口が1401万人だったと発表しました。前年から33万人減り、43年連続の減少だそうです。

子供を産み、育てるということに、明るい展望が見いだしにくくなっているということでしょうか?

昔に比べると働き方や仕事の種類など、人生の選択肢は広がってきているようにも感じますが、一方で、人生のいろいろな選択肢と、子供を産み、育てるということが両立しにくいままなのかもしれません。どんな職業を選択しても、どんな家族の形態だったとしても、子供を産み、育てることが普通に選択肢に入れられるような社会にしていく必要があると思います。

経済面だけではなく子育て自体を支援する社会保障の充実はもちろん、企業は従業員が出産、育児を安心してできるような制度や、出産・育児に入る従業員がいても、他の従業員で十分回していけるような仕事量となるように、きちんとコントロールするべきですし、それでも経営が維持できるビジネスモデルを構築していく必要があります。

特に下請けや中小の関連会社に頼る大企業は、下請けや関連会社にまでそのビジネスモデルを浸透させる社会的責任を負わせても良いのではないかと思います。学校や役所、公共団体等もすべてそのような措置を取るべきだと思いますし、そういうところにもっとお金をかけても良いのではないでしょうか。

本当に国の未来を考えて税金を使うのであれば、そのようなところから始めるべきではないでしょうか?こちらは確実に進行している事態なわけですから、軍備よりもはるかに優先度が高いと思います。

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