見出し画像

個別最適な学びについて考える(22)ー市川伸一(2004)学ぶ意欲とスキルを育てるいま求められる学力向上策ーから

おはようございます!
土日はバイトをして,本を買うお金を貯めます。
継続するためには,働かないといけないですね。
そして,古い本は高い!でも読みたい!そんな気持ちです。

今自分はいろんなことを調べたい欲で満たされています。
そんな時に,学習意欲が湧くわけですね。
気にならなければ学習意欲なんてまずは湧きません。あとは自分に関係なければ…でも教室で学ぶことは本当に学習意欲を持って取り組めているのでしょうか。ちょっと考えてみましょう。

本日は,「市川伸一(2004)学ぶ意欲とスキルを育てるいま求められる学力向上策.小学館,東京」です。

 「いったい自分は、なぜ、なんのために、いまここでこのような学習をしているのか」という、学ぶことの意義づけを「学びの文脈」と呼びます。人は、学習するときに、意図的、あるいは無意図的に、自分なりの学びの文脈を持っています。「テストのため」「好きな先生にほめられたいから」というのも、その子なりの学びの文脈と言うことができます。
 どういう文脈の中で学ぶかということは、学ぶ意欲に大きく影響します。大人たちにしてみれば、価値や意義があると考えられるような文脈の中で、子ども自身にもそれを実感しながら学んでほしいと思うはずです。ところが、実際には、子どもにはそう感じられないことが多く、子どもたちの学習意欲が減退しているのが実情です。

市川伸一(2004)学ぶ意欲とスキルを育てるいま求められる学力向上策.小学館,東京

学ぶことの意義をどの授業でも伝えていかなければ,子どもたちが学習をする際に意欲が湧いていかないはずです。
子どもたちの中で解釈して,学習に取り組める子はかなり発達して,追究する力があるということも考えられるでしょう。

しかし,学ぶことの意義を感じることが難しい子どももいます。
そういう児童たちに,教師がアプローチしていかなければ,個別最適には向かっていかなそうです。

学習スキルをつけるということは、自己学習力を育てるという意味からも非常に大切なことです。生涯学習といわれる時代に、学校で身につけることというのは、基礎となる学習内容のみならず、学習スキルという側面もあるからです。昔から、「学校で習った内容を忘れても残るものこそが、学校教育で大切なものである」などと言われることがありますが、そのひとつが学習スキルと言えるのではないでしょうか。

市川伸一(2004)学ぶ意欲とスキルを育てるいま求められる学力向上策.小学館,東京

さて,詳しい内容に関してはぜひ書籍を購入して読んでみてください。笑
学習意欲と絡めて,学習スキルの話が出てきました。
意欲を引き出すことと,自分自身で学んでいけるスキルを身につけていかなければ自己学習力がついていかないということだと思います。
これは個別最適でもとても必要なことだと考えています。学習スキルがなければ,そもそも学べない可能性があるので…。

意欲を無駄にしないためにもスキルは必要そうですね。
この2つの視点を大事にしていきましょう!

本日はここまで!また次回の記事でお会いしましょう!
よかったらサポートもお願いします!

よろしければサポートお願いします! いただいたサポートはクリエイターとしての活動費に使わせていただきます!