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わたしは猫のげぼく

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猫飼いは下僕である、と思う。
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保護猫と暮らすということ②(里親というより、やっぱり下僕)

保護猫と暮らすということ②(里親というより、やっぱり下僕)

3匹目に迎えたのは、小さなシャム風女子だった。

インスタグラムで飼い猫たちとの暮らしと保護猫活動を投稿しているのぞみさん。生まれたての子や母猫、地域猫など、距離感を見守りながらもひたむきに猫生を応援する姿にいつも頭が下がる思いである。

もう1匹迎えようと思ったとき、ちょうど募集していたのが飼育放棄から保護され猫カビ治療中だった前述のシャム風女子だった。

我が家に迎えたとき、おっさん兄弟たちは

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保護猫と暮らすということ①(里親というより、やっぱり下僕)

保護猫と暮らすということ①(里親というより、やっぱり下僕)

我が家の3匹の猫たちは、みんな保護猫です。

古株の2匹は11歳。生後数日の状態で段ボールに詰められて、雨の日にコンビニの駐車場に捨てられていたらしい。偶然、保護猫活動をされている方のブログを拝見し、生後2か月弱まで育てていただいてから兄弟で引き取った。

※保護活動されている個人や団体から猫を譲渡される(里親になる)場合、住環境や家族構成などの審査があります。譲渡のための条件も厳しいです。また、

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たとえ(自分の)世界が(段ボールくず)ごみであふれても。

たとえ(自分の)世界が(段ボールくず)ごみであふれても。

いま、猫3匹と暮らしている。

猫と暮らすということは、彼らの僕になるということ、だと思う。

リフォームした際、壁紙は予算の範囲内で爪が引っかからないものにした。それなのに、彼らは壁紙のわずかな境目や継ぎ目を確実に狙い、その鋭利な爪で引き裂き、さらに牙で噛みついて引きはがすという技まで駆使する。

そこに、飼い主への遠慮など、一切ない。

彼らの機嫌を損ねたまま外出したり、」うっかり帰宅が遅くな

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