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DAY 13

2018AUG30

今日は1人で作業。なので写真があまりありません。。

床のペンキ塗りを開始します。

この角っこが難しく、、はみ出しまくりました。

これどうやって綺麗に角塗るのよ…と1人でつぶやきながらコロコロのようなスポンジの塗装道具で塗っていきます。

なんとか完了。1時間ぐらいでしょうか。温風機を吊るして、乾かします。

今日はこれで終了。


これで終わるのも面白くないので
デンマークの サマーハウス について少し紹介したいと思います。

デンマークではサマーハウスという別荘のような家を、本家とは別に持つことがとても一般的です。そして、名前の通り、主に夏に休暇を過ごす為の家として使われます。そして、国のいたるところに、サマーハウス地区、避暑地のようなものがあり、基本的には車で1、2時間のところに持つことが多いようです。

夏になると、皆家族で集まったり、友達を呼んで数日過ごしたりと、この地区が賑わいます。ただ、Communeと言う地区ごとに細かいルールがあるようで、冬も過ごして良かったり、夏以外は完全に光熱が止まる地区があったり、それによっても使用方法が異なってくるようです。

また、サマーハウスのレンタルも一般的です。1週間単位で気軽に借りられるので、休暇を家ではない所でのんびり過ごす人も多く見られます。

そして、デンマークらしい、シェアも一般的です。家族とシェアしてる人が多いでしょうか。友達ともシェアしている人にも会ったがあります。何人かで購入費を割って、シェアするという単純な話です。

Pension taxes という制度もあり、将来リタイアした時に、このサマーハウスに移り住む為の税金を、リタイアするまで支払い、移り住んだ後にその分支払わなくて良いというものもあります。

このサマーハウスはクリストファーの両親のものですが、今はもう二人とも引退して、ここに移り住んでいるとのことです。

リビングからの眺めが本当に綺麗です。

そして何より、かっこよっ です。

今まで色々なサマーハウスや一般の家にお邪魔させて頂きましたが、本当にどの家も カッコいいというか、インテリアのセンスが抜群に高いです。お洒落という言葉は安っぽく聞こえるのですが、本当にお洒落です。何より、本人たちは "お洒落"にしようと思っているわけじゃないのに、そうなのが不思議でしょうがないです。

格好良い椅子(修理しながら長く使っている)、素敵なランプシェード、植物、飾ってある絵、散らばって置いてあるアート作品…。どれもあるのが当たり前なのです。

高価なものである必要は全くありません。

本人たちが気に入ったものを生活の中に取り入れています。絵やアート作品は、 友達の作品の中で、すごく気に入ったものだったりもします。

自分達の居心地がいい空間を作るのが本当に上手なのです。

統一感 も美しく見える理由の一つでしょうか。

日本の和室を思い浮かべると、同じようなマインドセットはあったような気がします、が…現代の家でそれを感じられないのは何故なのか。文化の違いではない何かがある気がします。

もちろん子どもが遊べるような道具を庭に作っています。

フルーツの木や植物もあることが多く、これを集めてジュースにしたり、お酒を作ったり、ジャムを作ったり、それを家族や友人とシェアしたり、日々の生活でしっかりと使います。


なぜここに来たかというと、サマーハウスと言えど劣化するので、修復しにきました。

雨漏りがあるとのことで、穴を塞ぎます。

屋根からの眺めは絶景で、頭が安らぐのを感じます。

こうやって、ホッと一息つく場所を国が率先して用意することで、皆ストレスを抱え込むことなく、効率的に仕事ができるようになっているのでしょう。

※ちなみに、デンマークでは、休暇が年間5〜6週間取ることが義務付けられています。そして、休暇を取るとお金が国から出ます。なので皆休暇を取りたくなるのです。


DAY14につづく。

なにかのヒントになっていたら幸いです。