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周りに自慢するために、N高のVR教育を受けてみた

VRというと、値段高そう...、遊べるアプリあるの? と思う方も多いと思う。また移動できないのも、嫌だなーと感じる人もいるはず。

実はVRでも、ブラウザは使えるし、YouTube、Amazon Prime Video、Netflixなども利用できる。また僕の使っているVR機器は、コードレスなので移動もできちゃったりする。

別にスマホでもよくない?

というツッコミをもらいそうなので言っておくと、臨場感がまったく違う...。VRで映画やドラマを観るのと、パソコンやスマホから視聴するのでは、まったく没入感が変わってくる。

パソコンやスマホだと、眺めることしかできない。けれども、VRでは被ることができる。映画をVRで見ると、現実で俳優や女優を見るのと同じくらいリアルだったりする。

一年使っていたVR機器(Meta Quest2)
✅Meta Quest2(64GB)、3万7千円ほど
✅5、6回使って11ヶ月放置

周りに自慢したくてVR教育を受けることにした

実はVRなんて、使うまで興味も持たなかった。正直、VR? 現実じゃダメなの? と思ったくらい。しかも大体、本体は5万円くらいする。気軽に手を出せないのが、VRが普及しない理由だと思う。

けれど学校でVR教育が始まったこともあって、試してみることになった。VRを使うことで、理科の実験や歴史の遺跡めぐりもできるようになる。いままでは、教科書に載った写真を眺めるだけだった。正直なところ、古代に生きていた生物を画像で見て、実感なんて湧くのか…?

VRでは、こうなる。


他にも人工知能を駆使した、英語のレッスンもあるらしい…。スマート・チューターという機能だ。


ただVR教育の学費は非常に高い。のが、ちょっと手を出しづらいところ。2022年時点だと、ネットコースの「普通科」がVR教育を受けれるコースだ。

引用元:各コースの学費(https://nnn.ed.jp/admission/tuition/)

最高価格で363,000円くらい払う必要がある。ぶっちゃけ、それは高い。

僕の家庭がどのくらい払ったかは、言えない。けど、高かったと思う。特に翌月からもやし生活になることもなく、家族の買ってくるものが割引品ということも一切なかったので良かった。

ということで、学費はしっかり相談しよう。こんな生活にならないためにも…。

ということで、4月になってからいよいよOculusが家に届いた。まず驚いたのが箱がめちゃくちゃ大きいこと。ビックリするくらい横に長い。

一瞬、スターウォーズのライトセーバーでも入ってるのかな? と思ってしまったくらいだ。いやいやコントローラーどんだけ長いんだ、それ。

こんな感じで、VR機器とコントローラーがキレイに入ってる。

うん、なんか近未来的だ。あとは保険の広告などが入ってた。4月くらいに届いたけれど、実際はその日に使ってないと思う。というのもNote書くか、レポートの勉強しかしてなかったから。

僕のいた高校では、毎年12月15日にレポートの締め切りがくる。必ず年末までに終わらせないと進級できない。しかも生徒数が1万5千人を超えているので5日前くらいはサーバーがダウンすることもある。だからVRなんてやってる場合じゃなかった。それができなかった理由。

少し時間ができて、VRを使ってみた。

待機画面ですら、めっちゃリアル。

他にもオーロラ、宇宙船を待機画面に設定できる。

実際に見てみてると、すっごく綺麗な景色で臨場感を味わえる。こんな美しい背景で、いろんな操作ができちゃったりする。

Meta Quest 2を一年間使って感じたこと

画質はまだまだ途上だが、授業は楽しい

VR教育を受けてみて、残念だったことは画質が悪かったこと。720pなので、講師の表情がかろうじてわかるくらい。多分、VR機器の問題じゃなくて、授業を収録したカメラ機材の問題。とはいっても初年度だったのでこれから改善されていくと思う。学園の開発部門の人たちに期待したい…。

古代の遺跡や世界の建造物を見に行ける

でも遺跡めぐりのある世界史は楽しかった。古代ピラミッドを見に行ったり、人類(クロマニョン人)が初めて絵を描いた洞窟(ラスコー洞窟)にも行けた。どうしても教科書では、画像なので平面的だ。

けれど、仮想現実だと現実のように立体的に体験できる。これがVRの強みなんじゃないかなと僕は思う。


使うアプリによってはめちゃリアル

※時間に余裕のある方は、「Kizuna AI Touch the beat!」の動画をチェックしてみてほしい(Meta Quest2で撮影)。


Meta Quest2では、ボクシング、フィッシング(釣り)、クライミングなどいろんなアプリを購入して遊べる。ただ有料アプリはなかなか値が張る。

代表的なVRのアプリ
音ゲー»Beat Saber(¥2,990)
釣り»Real VR Fishing(¥2,208)
クライミング»The Climb 2(¥2,990)
Vtuberのライブ»Kizuna AI Touch the Beat!(無料)
謎解き»The Room VR: A Dark Matter(¥2,990)

こんな感じでどのゲームアプリも2,000円台くらいはする。お金に余裕があれば、VRは本当に楽しくなると思う。

結果:ほとんど使ってなかった

いやーほんとに使ってなかった。まともに使ったのは4月の初めくらい。それ以来、VRは部屋の中でホコリを被り…一年くらい触らず一年経った。使う機会があるとすれば、遺跡めぐりくらい…。

そもそも無料で遊べるアプリが少ない

というのも理由がある。そもそもOculus Quest2には無料かつ一人で遊べるアプリが少ない…。スマホでさえ、無料でアプリがある時代、VRにも無料で遊べるゲームがあってもいいはず。

もし、有料のアプリを持っていたら変わっていたと思う。

新しすぎてついていけなかった

正直、VRは新しすぎた。例えるなら、2000年代にスマホが登場した時と同じような感覚だ。VRで映画を見れたり、ネットサーフィンしてなんか意味あるのかな…? と正直思ってしまった。確実にこれは、VR慣れしてなかったから。もっとVRに慣れていたら、VR中心の生活になっていたはず。

そういえば、とあるJKは本当にVR慣れしていた。というかVR生活してた。そのJKは、寝るときにもVRを装着して寝るそうだ。朝起きたら仮想現実なので、そのままVR内で遊べるそう。やっぱり、21世紀の10代が考えることってわからない。


ということで、結論。

VR教育、新しすぎた。

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