おはようございます。

もう、ドーハの歓喜続きで、お祭り騒ぎになっていますが、
皆さんは、サッカー好きですか？

受験だというのに、サッカー日本代表に踊らされている中３。

担任、不安でいっぱいです笑
お前たち、受験生だろ・・・・・😅

スペイン戦では、声かけあって早起きし、チャットをしながら試合を見ていた彼らでしたが、６日はどうするんだろうか。人数増えそうだ。
　午前0時キックオフなので、いっそのこと６日は学校休みにして欲しいと思っている那珂です。

さて。

　色々なチャンネルや番組で、ドイツ戦、スペイン線のダイジェストを流しまくりですが、皆さんの「推し」は誰ですか？

もう、若手のイケメン選手がワッサ出場しています。ワールドクラスのイケメンもたくさんいるので、
「あ〜、目の保養〜❤」と言って、楽しんでいる人も多いかと思います。

私もその一人ですが、
その中にあって、異色の存在が　”ブラボー長友”だと思うのです。

試合の出場時間はほぼ無いのにも関わらず、とにかくチームメートを
「ブラボー、ブラボー」と褒めまくる。

ただひたすらに、チームの士気を高めることだけに専念している。

３６歳という年齢も、彼の立場を作っているとも考えられますが、
森保監督が、なぜ彼をチームに起用したのか。

それを、彼は本当によくわかっていると思います。

私達の職場に、そういう人はいるだろうか？

若手を信頼し、励まし、心から、力いっぱい褒める中堅やベテランがどれくらいいるでしょうか？

この大舞台、若手を押しのけてでも手柄を取りたいと思うのが本心でしょう。でも、彼は「自分の役割」というものを、最後まで完璧にこなそうとしているように、私には見えるのです。

　経験のない、少ない新人を信頼して、任せる。
　自分は、それを影で支えて、みんなの力を１２０％発揮させる。
　これこそが、私たちミドルリーダーのあるべき姿なのではないでしょうか。

　長友選手は、世界の様々なチームを渡り歩いてきました。
　それぞれのチームの中で、「何をするべきか」を追求し、それを実行してきたのだと思います。
　一流のチームには、一流の人材が必要です。
　トップになればなるほど、フィジカルだけではなく、メンタルの管理もシビアになります。
　それを知り尽くしている彼の「ブラボー」は、どの選手にとっても素直に喜び、受け入れられる「ブラボー」なのだと。

先生方は、よく「子どもを褒めなさい」と言われますが、それは、受け取り手との信頼関係がなければ、効果をなしません。
取って付けたような褒め言葉は、かえって逆効果になってしまうこともあります。
　長友選手の「ブラボー」は、重さと意味のある褒め言葉なのです。
　だから、選手に響く。
　そして、私たち応援するものの心にも、ちゃんと響くのです。

森保監督の作戦も素晴らしいものがありますが、まずは、その人選が素晴らしかったのだと思います。

選手だけではなく、ピッチに立つ彼らを支える多くの人々に
もっと光が当たって欲しい。

この１試合、１試合を心待ちにしている子どもたちに、
選手だけではなく、彼らを支える人たちの素晴らしい仕事を伝えて欲しいと思います。

　それが、彼らの夢に繋がっていくのです。
　スポーツの仕事は、選手になることだけじゃないよ。
　チームの一員として、世界を目指すこともできるんだよ、って
　その可能性を伝えてほしい。

”ブラボー長友”　は、　体を張って、私たちに「ミドルリーダーとしての在り方」を示してくれています。

１試合でも、１分でも多く、
　彼の「ブラボー！！！！」が聞けるように、
　また、火曜日も応援しようと思うのです。

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