こんまり流片づけコンサルタントです。

こんまり流の片づけは、モノ別 ＆ 全出しで片づけます。

全出しって聞いただけで、大変だと思いますか？
面倒だと思いますか？

面倒だと思いますよね。

だけど、実は、全出したほうが片づけが進むのです。

今日は、「なぜ、全出しするのか」という話です。

モノ別の片づけというのは、
「文房具を片づける」というように
片づけたいモノを決めて片づけることです。

こちらは、場所別の片づけです。
「この引き出しを片づける」
「リビングを片づける」
こちらではありません。

全出しというのは、
例えば、文房具の片づけだったら、
家中の文房具を集めるってことです。

文房具はどこにありますか？
・文房具を入れている引き出しの中
・リビングテーブルの上
・キッチン
・玄関
・バッグの中にもありますよね。
それらを全部出して集めます。

洋服ももちろん全出しです。

これはハンガーにかかっていた洋服だけです。
引き出しにある洋服は、まだ出していません。

こちらのお客様は、タンスを２竿お持ちでした。
全出しの時は、
「えー！」
「こっちのタンスからも出すんですかー？」
「出さなきゃダメですか？」
「え～、ホントに？」と何回も言われていました。

全出しが終わった洋服は、
たたみ一畳に高さ110㎝の山になりました。

このような洋服の山を見て、自分がもっている量を客観的に見てもらいたいのです。

俯瞰するってことです。
片づけには、この俯瞰力が凄く大事なんです。

掲示物ってありますよね。
学校や職場に。

その掲示物、貼られた日は見ますよね。
でも、翌日からはもう見なくなると思いませんか。
当たり前になっちゃって、気に留めなくなります。

家の中も同じです。
いつの間にか、何がどこにあっても気にしなくなっています。

だから、一度、全部出してもらいたいのです。

お客様は、
「すごいね、こんなに持っていたんだ」
「この服、10年ぶりに見た気がする！」
「えー！ この服、まだ一度も着ていなかった」
「この服、買った覚えがない。貰ったのかな」
と言われました。

今まで気にも留めなかった洋服を見ることができたのです。

「全出しする意味が分かった！大事だね」
ともおっしゃっていました。

こんまり流の片づけは、ときめく物を選んで、ときめかない物を手放す片づけ法です。

ときめくモノというのは、
🔸大好きだな～
🔸癒されるなぁ～
🔸これカッコいいんだよな～
自分のテンションが上がるモノをいいます。

全出しをして、ひとつずつ手に取って、ときめくかどうか判断していきます。

そうすると、家の中は、自分がときめくモノだけになっていきます。

ときめくモノだけになった家を想像してみてください。

面倒に思うかもしれませんが、
全出しは、素敵な家作りへの近道なんです。

今日も読んでいただき ありがとうございました。
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