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ドキドキの英語会議。コレをしたおかげで余裕ができた!

英語の会議に出なければならないとなると、ドキドキしてしまう方、多いと思います。定例でのミーティングではなく、特に初めて話す相手との英語の会議は余計に緊張しますよね。
「どうすれば英語の会議で緊張しないようになるのでしょうか」という質問を受けたこともあります。ある程度慣れるしかない部分もありますが、それでも、少しでも余裕をもって英語会議に対応できるように事前にできることがあります。
ここでは、実際に私が実施したワークショップの内容の一部をお伝えできればと思います。

いつでもどこでもサラっと言えるよう、自己紹介の作りこみをしておく

英語での会議では、いつどんなタイミングで「じゃあ簡単に自己紹介」となるか分かりません。定例会議だと思いきや、新たなメンバーが加わってきて端からクイックに自己紹介をするということもあります。
そんなときに備え、自分自身の定型自己紹介を持っておくことをお勧めします。

定型自己紹介を用意しておくことのメリット:

  • 自分をこう捉えてほしい、ここを知ってほしい、という部分をコントロールしやすい

  • 長めバージョンも短めバージョンも自在に対応可能

  • 急に自己紹介と言われても焦らず余裕をもって対応できる

  • 余裕が持てると、他の人の自己紹介をしっかり聞くことが出来る

  • 自己紹介でサラっと行けると自信に繋がり、その後の会議にも堂々と参加できる

自己紹介の作りこみのヒント

ではどうやって自己紹介を準備すれば良いのでしょう。
まずは長めバージョンを作成します。例えば以下のようなポイントを盛り込んでみましょう。

  • 名前(Please call me xxx.  などと追加すると親切です)

  • 会えた喜びを伝える​(It's very nice to meet you.)

  • 出身地や現在のベース​がどこか

  • 現在の職責、ミッション、カバー範囲​

  • 過去の経験・職歴を簡単に(業界経験年数、他。詳細すぎないように注意)​

  • 今の仕事をどれくらいやっているか​

  • プライベートなこと(趣味、家族、自分らしさが伝わる内容 *会議がとてもフォーマルな場合は割愛)​

  • これからの相手との関わり方や意気込み(xxx に関してこれからよく連絡することになります、xxxで不明なことがあればいつでもご連絡ください、週次ミーティングで情報共有をしながらプロジェクトを進めていきたいと思います、ご一緒できるのを楽しみにしています、等)​

自己紹介で最も大事なのは、これからの関係構築のために、自分のことを相手に少しでも印象付けることです。
もしかするとプライベートなことを自己紹介で話すのに抵抗がある方もいるかもしれないですが、これ、敢えて話すことで相手に自分のことを覚えてもらいつつ、「あ、なんだか話しやすそうな人だな」という印象を与えることができます。ビジネスの話が続くところに、ポロっと「趣味はサッカー観戦です、最近は週末は子どものサッカーにつきあっています」などとひとこと言ってみたとしたらどうでしょう。一瞬ちょっと場が和みませんか。あ、この人はサッカー好きなんだ!とすぐに覚えてもらえるだけでなく、何なら次回相手からサッカーの話題を振ってくれることもあるかもしれません。そうなれば大成功です!そこまでは行かずとも、事前に作りこんでおくことで、初めましての自己紹介でちょっとでも相手に印象を残す確率を上げることができます。

長めバージョンを作りこんだら、あとはスラスラと口から出てくるように何度も音読し、暗唱します。会議の場で自分が自己紹介をすることをイメージしながら何度も一人で発話してみます。
これが完璧に頭に入ったら、じゃあ短いバージョンだったらどこを割愛するかな、というのを考え、それも練習しておきます。

もし余裕があれば、「何をしている会社か」「自分の部署は何をしているのか」についても簡単に話せる準備もしておくと全方位カバーできますね。

まとめ

英語会議に対する緊張自体は取れないかもしれませんが、いつ来るか分からない「自己紹介」に対して事前に準備をしておくことで余裕をもって対応することができます。
準備が無い場合、自己紹介で何を話そう・・・と頭がいっぱいで、せっかく他の人について知る機会を逃してしまうこともあります。
戦略的に自分自身のどういう部分を伝えるのかをコントロールすることで、その後の関係構築にも有利に働いてきます。
いつも何となく自己紹介をしていた、という方は、一度時間を取って準備してみると良いかもしれません。

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