見出し画像

Day Eight | 誰かの言葉ではなくて、私の言葉でちゃんと、表現しなくてはいけない場面が世界にはたくさんあり過ぎる。

夏休み8日目。

九州最終日。

こんなに毎日noteを更新したのは初めてで
たったこの数日だけれども
よく三日坊主にならなかったなあと
空港で今までのnoteを見返していた。

これが書き終わったら
忙しさに忘却されて
いつも通りにnoteをあまり更新せず
思った時に、思ったことだけ話すようになるんだなあ。
なんて少し悲しくなった。


「なんで、あなたに見送られているの笑」
一足早くに、彼が東京へ
出張で旅立って行った。

私もこの後、東京へ戻る。
一人になった。


到着が遅れる、とアナウンスが入り
予定より遅い時間に飛行機へ乗り込みに変更になる。

心の中ではがっかりしながら、平然を装って
窓の外の飛び立つ飛行機や、ゆっくり動くクレーンを眺めていた。


画像1

こういう時の時計は進むのが遅いな、と思いながら夏休みも終盤に差し掛かった私は、ず頭の中の整理をする。

東京には夜に着くから
今日はこのまま、帰って寝るだけになるだろう。


強制的に、長年連れ添った相棒のMacBookを部屋に置いて

私のことを知らない人たちのいる場所にきた。



「わからない」とか
「考えるのが苦手」とか
「言葉にするのが得意じゃない」とか
逃げるのではなくて、出来ないなりに
やってみたい、と思うようになった。


難しいことを考えるのも
記憶力も乏しい私は出来ないことに直面して
「どうして自分は出来ないのかなあ」
と何度も自分を責めるような生き方をしてきた。
でも、それは悪いことではなくて
私には、それがエネルギーだった。


今回、たくさんの人が「会えて嬉しい」「来てくれて嬉しい」
という言葉をたくさんもらった。

ここにいるというだけで、笑ってくれる人がいる。
それはどこか、幼い頃、おばあちゃんの家に行って
「よく来たね」と無条件に大切にしてもらった夏の数日間に似ていた。


“私から仕事を取り上げたら何が残るんだろう”

そんな勝手に自分が自分の価値を
疑っている日々にオサラバ出来たような気がする。


「これから何をして生きたいの?」

未来の話をした時に
きっとこれから生きてゆく上で何回も何回も聞かれる常套句。


誰かの言葉ではなくて、私の言葉でちゃんと、
表現しなくてはいけない場面が世界にはたくさんあり過ぎる。

ずっと「上手く言葉に出来ない」
なんて迷うのだろう。


それでも、私が私の価値をちゃんと信じてあげられている間は
ずっと今を、更新してあげられると思う。

画像2


この記事が参加している募集

夏の思い出

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?