見出し画像

働き盛りの人こそ”エンディングノート”を今すぐ書け

エンディングノートを書きました。高齢者が書く方が多いというイメージがありますが、私たち働き盛りの世代こそ書くべきだ!って話です。


自分自身を見つめ直す機会が作れる。

これが1番のメリットかなと思います。普段自分で思っていることや考え、思想なんかがまとまっていないと誰に何を伝えるべきか、どういう風に処理してほしいかなど考えてもいませんでした。

ただ、エンディングノートを書くにあたってできるだけ簡潔に書かないと家族は読んでくれないでしょう。エンディングノート作成で、自分にとって何が重要なのか、考えをまとめるきっかけになりました。

それは決してネガティブな感情にのまれることなく逆にこれから先何をしたいかなんてことを考えるポジティブなことを考えられるきっかけでもありました。

エンディングノートに書いたこと

  • 基本情報(自分の名前・生年月日、本籍)

  • 資産(貯金他)、契約している保険

  • 葬式のあげかた

  • 死んだときに連絡してほしい人、すべきところ

  • SNSのアカウントのIDパスワード

  • 登録しているサブスクのIDパスワード

  • 妻と息子へのメッセージ

【本籍】今までの本籍地履歴含めてすべて書き出しておくことがお勧めです。相続手続きの時、すべての本籍地の証明が必要になるからです。

【資産】
私は通帳を電子にしているので、念のため金融機関情報は全て列挙しています。そのほか、加入している保険と連絡先をあわせて書きました。

【SNSのアカウントやサブスク】
SNSは自分がいなくなれば消してほしいし、サブスクは他者が解約するのは結構ハードルが高く、IDパスが分からないと、それこそ無駄にお金を払い続けることになりかねません。

【Amazonフォト】
私はAmazonフォトに家族写真を大量に保存しています。アカウントを伝えていないとその写真すべて取り出せないなんてことになりかねないです。

意も知れぬ充実感を得られる

これは書き終えたときに感じる感覚で表せる語彙が少なくて歯がゆいのですが、書き終えたらなんだかハリーポッターを全巻一気読みしたくらいの充実感が自分を包んでくれます。個人差はあるのかもしれませんが、何だか自分の中で”一区切り”ついたような感覚さえありました。

 書き出して見返してみると、自分の事を言葉に出して伝えきることって難しいんだな。日々どれだけ終わりを考えていないんだろうかと感じ、今まで自分のあれこれをまとめられてなかったんだなということが発見できました。

エンディングノートは家族への恋文

なんだか気恥ずかしい気もしますが、家族へ伝えるべきことを書きだしているうちに、なんだか夜中に書くラブレターみたいだななんて思っちゃいました。

そこで、家族に対する直接的なメッセージもエンディングノートに書き加えることにしました。自分がどうなってしまうか分かんないのが世の常です。そんな中、家族への思いを伝える最後の機会としてもエンディングノートは活躍してくれると思います。

子どもはまだまだ幼くて思う存分伝えたいことも伝えきれないですが、”自分は大切にされていたんだ”と感じてもらえる1つのツールとして機能してくれるんじゃないかなって希望も込めて書きました。


働き盛りだからこそ書く意味は大きい

自分自身を見つめ直し、家族に何を伝えたいかも明確にできる。
そんなことから、やっぱり今からエンディングノートは早いうちに作成しておいた方がいいかもしれません。そして、割と寿命には遠いのでポジティブな感情で作成できます。

もっと言うと、1年に1回更新の機会を準備しておくと、最後の最後まで有用なものであり、ポジティブなものであり続けてくれるのかななんて思いました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?