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性質は不変。なら自分に優しいルールを

 ああすればよかった。こうすればよかった。その悩みは尽きないですよね。僕は全く尽きません。なんで僕はこんなこともできないんだろうとか。

どうせなら生きやすい、息しやすい生活にしたいですよね。

自分を知ること

 人には性質と性格があって、性質は不変。性格は環境により変わることがあると思います。性質とは、例えば忘れっぽいとか、睡眠時間9時間ないとしんどいとか、自分でコントロールできない体や心の癖みたいなもの。

 まずは、自分がどんな性質を持っているか、思い出の中から、生活の中から探してみるのはどうでしょうか。

※僕の場合
例えば、僕は忘れっぽいところが大いにあって財布をよく失くしていました。忘れないようにしようと長財布にしてもポケットから出して忘れる。小学校の時のプリントなんてものもランドセルの奥でハリセンみたいになって1か月後に見つけ出す人でした。

自分が考える良し悪しは一旦置いておいて、自分はこんな人間なんだなと考える時間をまずは作りましょう。

自分を知ることから前に進める一歩を踏み出せると思います。



自分を受け容れること

 性質って変えようと思ってできるものじゃなくて、もはや決まっているもの。私の場合、忘れっぽいところを直すなんて到底できないこと。そう思ってます。幾度となく心の持ちようを見直し考えトライしても結局改善に至らずに終わるって経験をそれなりにしてきました。

なんで自分はこんなにもダメダメなんだろうと落ち込みました。周りができてることなぜできないんだろうって。

 脱線しましたが、自分自身を知った後、次に必要なことは受け入れること。ここを拒絶し続けることで強くなる人もいるかもしれませんが、僕にはその考え方は辛く感じました。

「僕はそんな性質を持ってるんだなぁ」と他人事っぽく考えられるようになったら、割といい傾向かもしれません。


 いっそ自分のこと、自分らしさを受け容れてからどうするかを考える方が継続して物事に取り組めます。まあ、自分のこと好いてもいいんじゃないですかね。

世の中辛いことばっかりじゃないですか。自分に優しくしても罰当らないですよきっと。

自分の性質を受け容れると心に余裕と考えるスペースが生まれます。そうなればこちらのものです。


その時に、思い出してください。失敗したなの他にコレはなんだかできてたなってことを。

※僕の場合
小さい時からポケットの中に入れた石ころタンポポなんかは必ず家までちゃんと持って帰れる人でした。僕の頭の記憶容量は、どうやらポケットが限界らしい。そう知りました。

だったら、ポケットに全て収めてしまえばいいんじゃない?


自分なりにオーダーメイドする。

自分を受け容れたらあとは自分にあったやり方を考えるべきです。ここは精神論じゃなくって構造的に自分の性質を生かせるやり方を考えます。

※僕の場合
前述のとおりポケットに入れたモノは高確率で忘れませんでした。

だから、僕はポケットに収まるモノだけ持ち歩き絶対にポケットに戻す。そうすれば忘れ物なくなるんじゃない?と考えました。

ここからは機械的作業です。毎日外出時必ず使うものを抽出し、ポケットに収まるよう考えました。

次に、左ポケット右ポケット(前後)に入れるものを決める。僕の場合は左前ポケットにスマホ、右前ポケットにマネークリップと鍵、左後ポケットは折りたたみ傘、右後ポケットはハンカチ。こんな感じに。

それをカゴに入れ玄関に置き、毎朝行く前に持ち出して帰ったらポケットからすべて出す。

こうすると、改善できました。忘れないように気をつけると意識したところで必ず忘れます。だったらモノの定位置を決めて置いておけばいい。それになによりも、モノが多すぎたから忘れ物の量も多くなってしまっていたことに気づけました。


  • 生活の中で困りごとってあると思います。まずは自分はダメだと考えるんじゃなくて、自分ってこうなんだなぁと他人事風に考え自分を知る。

  • 自分を受け容れ意識しなくてもできてることを発見する

  • 自分なりのオーダーメイド(精神論を除く)

これでだいぶ生きやすくなりました。

自分の人生の主人公は自分です。自らでコントロールをすると明日もハッピーに過ごせるかもしれません。

みなさんの心が、ちょっとしあわせになると嬉しいです。


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