海産物の価格上昇に伴って、ついにたこ焼きのたこ抜きが登場…。

代替品を入れずにあえて"抜き"にするあたりが潔い…。

（なぜか「センシティブな内容が～」と表示されていますが、普通の投稿です。）

📰プレスリリース

📰「ひと手間かけるモスライスバーガー＜焼肉＞」など新発売“モス オンラインショップ ～Life with MOS～”開設

最近、フード企業のEC進出が活発ですね。
「店舗でご提供している商品を自宅でも電子レンジで簡単に調理してお楽しみいただける商品を中心にご提供」ということで、モスライスバーガーが主力商品になりそうです。

また、「森でとれた手ぬぐいなどライフスタイルアイテムも販売」とあるように、フードのみならず自然や環境を意識した商品もあるようで、モスらしさをアピールするには絶好の場ですね。

🗾国内のニュース

🗾【特報】フードデリバリー「Wolt」ネットスーパー撤退　全店閉鎖

「21年12月の参入から、約半年での撤退となる。」ということで、今回もビッグニュースが登場。

これによってQコマース分野を捨てるのかというとそういうわけではなく、「今後は既存の小売業者との提携を強化するなど、配送網を生かした配達支援に徹する。」と、あくまでも自分たちで店舗を持つことはしない、ということです。

店舗の固定費は通常のスーパーより抑えられる分、配送コストが大きく載ってくるなかで、想定していた需要量に達しなかったということで、やはりこの分野における事業バランスを保つのは至難の業だと思います。

こちらは出前館の通期業績についての記事。

「4期連続の最終赤字になる見通し」ということで、（広告費を抑制して赤字を抑えたとあるものの）引き続き市場における顧客の囲い込みが目下の目標で、あとは体力勝負といったところでしょうか。

出前館はZグループ参加のヤフーやアスクルと組んでQコマース分野に進出しており、Woltとは体制が異なりますが、今後の戦略も気になるところです。

🗾ファミマ、ルミネエスト新宿に無人決済店舗。従業員向け

「施設内で働く従業員が休憩時間に短時間で食事を購入したり、飲料、スイーツ等でリフレッシュできるなど、福利厚生の充実に繋げる。」ということで、あくまでも従業員専用ということですね。

全国で6店舗目ということで、こういった顧客層が限られた店舗はかなり簡易的に作れそうですが、2024年末までに1000店舗を目指すという目標はまだまだ遠い…。

🗾食べ物の味と見た目を変える装置、明大が開発　「牛乳→カニクリームコロッケ」などに変身　「エリンギ→毒キノコ」も

「元の飲食物（A）と、目標の飲食物（B）の味の差（B-A）を味覚センサーで算出する。この差を埋める味溶液を作り、Aに混合噴霧することでBに味を近づける仕組み。」ということで、単純に目標Bの味で上書きをするわけではなく、ちゃんと元のAを生かしているのがすごい…。

とはいえ、元のAの方が味がつよいものだったら、この等式は成り立つのか疑問ですね。

さらにこちらは視覚を騙す事例。

この２つの技術を組み合わせたら、より本物に近づきそう…！

🌎海外のニュース

🌎クイックコマースの収益性に疑問符、宅配アプリ「Gorillas」のベルギー撤退が波紋

「ベルギーに進出したのは2021年7月。ところが撤退を決めたのはわずか1年後。」ということで、国内のWoltのニュースといい、コロナとともに大流行したQコマースが世界的にみてもその勢いを失ってきています。

もちろん、需要という部分でもそれなりに獲得できていましたが、企業のほとんどは資金調達に頼った運営をしており、市場に対する異常なまでの"期待"の方が高すぎたのかもしれません。

どちらにしても、その熱が急速に冷えてきたこのタイミングが、生死の分かれ目であり、着実に顧客を育ててきた企業だけが生き残れると思います。

こちらは韓国で配達員が減ってきているという記事。

やはりコロナによる市場の一時的な盛衰はどこも同じですね。

🌎「飲み物に何か混入されていないか」をスマホカメラで検出　気泡の形や動きから予測

「密封されたボトルを逆さにし、それによって上昇した気泡の形や動きをカメラで捉え、機械学習で分類して不純物かどうかを予測する。」ということで、またすごい技術が出てきましたね。

「世界で消費されるアルコールの25％が偽造品であると推定」とあるように、あまり日本では考えられない事故があるようで、そもそもボトルが透明でないと無意味ですが、スマホカメラでOKという技術の普及によって、安全な社会を目指せる、ということですね。

🌎中国TikTokのDouyinがフードデリバリーをテスト、MeituanとAlibabaが支配する市場にByteDanceが登場

「一部のレストランは現在、ユーザーがデリバリーで料理を注文できるよう、Douyinチャンネルにオプションを付けている。」ということで、現在はあくまでも導線だけあるイメージですが、これからさらにもう一歩進むことになるのか？
どちらにしてもDouyin側が配達員をかかえるとも考えづらいので、どこかのプラットフォームと組むのでは、と思っています。

以上。

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