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彼がスパイスカレーに目覚めたみたいだ

つい先週のこと
無類の寿司好きの彼が
スパイスカレーの本を買った。

私が食関連の本を買いにいくのに
ついてきてくれたのだけど

いつのまにか
前々から興味があったという
「スパイスカレーづくり」の本を手に取って
真剣な眼差しで本選びをしていた。

「私でもスパイスカレー作れました!」
印度カリー子・こいしゆうか(著)

レシピがただたくさん載っているよりも
「もっと基礎的なことが知れる本がいい」と
購入したのが印度カリー子さんの本。

帰宅し読み始めるとすぐ
「面白い」とぐんぐん読み進め、
本から学んだ知識のあれこれを
楽しそうに話してくれた。

そんなこんなから数日後
仕事が終わり帰宅すると
第一弾の手作りスパイスカレーが。

私はその美味しさやルーカレーとは違う
「体の温まり方」「軽い食べ心地」に大感動。

でも彼的には
好みと少し離れた仕上がりだったり
思ったより大変だと感じたみたいで、
翌日には市販のルーでも
カレーをつくっていた。

ふと、彼とのカレーライフを思い返すと
ふたりで食べるお店のカレーは
ほぼ全て「欧風ルーカレー」。

これは、スパイスカレーづくりには
ハマらなさそうか…?
と思いはじめた数日後の朝。

とっても美味しい
手作りスパイスカレーが。


「キーマの方が良いのでは?」
と作ってみたそうで、これが大正解。

彼も納得の仕上がりに。

私的にもより好みの味だったので
美味しいなあと頬張っていたところ

材料が余ってるから
また作るとキッチンに立ち始めた彼。

覗いてみると
超真剣な表情の彼とカレーの素たちが。

準備されたスパイスたち
頑張って微塵切りした玉ねぎたち

美味しいものがとにかく大好きな彼。

毎日忙しいなかでも
最近自炊する日を増やしたり
頑張っていたのだけど

そんな彼の口からはじめて(?)

「作るの楽しい!」

という言葉が...!!!

仕上げに差し掛かっていた

「鶏むねしかなかったからヘルシーめだよ」
「でも豚肉のほうが旨味あっていいかもね」
「次は豚肉だね」
「上に何かトッピングするのもいいね」

彼に味見を頼まれ
ふたりでキッチンに立ちながら
そんなおしゃべりをする平和な時間。

これからもお手製の
スパイスカレーを食べられるのかな

もっとふたりでキッチンに立つ機会も増えるかな

もっと美味しいものが作れるようになるかな

そんなことが頭に巡る嬉しい日だった。


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