見出し画像

【仏閣巡り】安祥松平家・家康公・代々岡崎城主と縁のある善立寺と神社仏閣が抱える悩み

岡崎市・善立寺

昨年末、12月26日に岡崎市・善立寺さんにお伺いしてきた。

善立寺さんの立地や詳細は下記を参照いただけると幸いだ。

昨年末、12月26日(火)に岡崎市に在る善立寺さんの宝物庫解放がありお伺いしてきた。
不調や仕事の都合でご紹介が遅くなり大変に申し訳なく思っている。

12月26日(火)も良い天気だった。

本堂横
岡崎城主・家老が使用したとされる出入口

ご住職代理と30分ほどお話をさせていただき、家康公が使用したとされる椀を拝見してきた
※ネット掲載のご許可を頂戴したため、掲載。ご厚意による開示のため、無断転載はお控えください

お椀セット

それぞれのアップ画像を。

酌かーー
お椀
割と大き目

別のアングルから2枚。

”蒔絵”はどこかで修繕されたのだろうか。

大変に貴重な機会をいただいた。
次回の宝物庫の解放は未定ーーとのことだが、次の回が分かり次第、ここにてお知らせできればと思う。(これについてはご住職代理にお願い済み)

私たちの先祖・重辰が安城市・姫小川から岡崎市に来たのが1539年。
善立寺さんも清康公の岡崎城入城とともに安城市から岡崎市に移転。
先祖・重辰も若き日は父・重則と同様に清康公に仕えたと考えて間違いないだろう。

そういったご縁があってなのか、言い得ぬ心地よさと懐かしさ。また、心の平穏を感じる寺院だ。

お暇する前に檀家さんだろうか、参拝?に来ていた方と立ち話をしていた際に山門の話を聞いた。
現在(2023/12/26時点)は、門が水平を保てなくなったため工事をしているとのこと。
そしてこの山門。元々は岡崎城の門を(明治時代になった頃のことだろうか)もらい受け、山門にしたと聞いた。

該当の山門
古の岡崎城の門がこの場所に在る

大変に貴重な仏閣だ。
このように歴史を持つ神社仏閣が多い岡崎市。
なんらかの活動で維持をしていければ……そう思っている。

神社仏閣が抱える悩み


言わずもがなのお話で
15円、55円などとゲン担ぎをする場合が多いのではないだろうか
@ACフォト

多くの神社仏閣が抱える悩みは建物などの維持・修繕費
前述の賽銭や寄附だ。

諸説ある賽銭とはーー、には触れないでおく。
ここでは賽銭というよりも『寄附』としておくべきか。

神社仏閣が寄附をお願いすると負の感情が湧くことが多い。そういったリアクションが多いと私は感じる。

確かに(例え話になるが)ーー、
・(世帯)年収3000万円の方にとっての1万円
・(世帯)年収300万円の方にとっての1万円
は金額の重みが当然変わってくるだろう。
それは重々承知している。

だが、今、最寄の神社仏閣が存在するのは前の世代までの方々が何かしらの寄附などをし、これまで維持・修繕ができたのではないだろうか。
次の世代に神社仏閣やその歴史を遺すためにも、自分が出来る範囲で構わないと思う。特に、無償で見せて・寄せていただく場合は否定せず、寄附に協力する姿勢をもつことをそろそろ考えなければいけないだろう

これは
・私たちの考え方の変革
・神社仏閣の姿勢や寄附金の透明化 など
やることはたくさんあるだろう。

兎角、時間がかかる話であることは言うまでもない。
ちなみに、前述の善立寺さんでも少額だが「修繕費に……」と寄附してきた。

それでも、信仰の場所と寄附。
そのバランスがとても難しい。この一言しか出ない。
日本人が寄附に後ろ向きである傾向が強いということもあるかもしれないが。(あくまで傾向の話)

大前提で神社仏閣が「ここの維持・修繕には力を貸したい!」と思ってもらえるようになんらかの取り組みを自らしなければならないのは言うまでもない。

八柱神社の取り組み


これまで色々な神社仏閣の成功例や取り組みを拝見させていただいてきた。
その結果、どのようにしたらより多くの方にご参拝いただける神社になるのか、そのひとつの結論が見えた気がする。
ひとつの可能性を秘めた結論であって、絶対的な結論ではない(←重要)
残念ながら私の協力者は今はいないため、結論の実現には年単位の取り組みになるであろうし、今は話し合いのスタートラインにさえついていない。
残念ながら、私の取り組みは排除されているーーそう考えていただいて問題ないだろう。

それでも、少しずつ取り組めることから実現していき、その取り組みを最寄の神社仏閣に共有・協力し合い、盛り上げていけるようになった際にはここで取り組みの報告が出来れば良いと思う。

話を聞いてもらえる場所がないのが一番の悩みですかね……
こういったネットに頼るしかないという現状
@ACフォト

なかなかに難しい話だ。
話をお伺いできた神社仏閣。ほとんどの場所で同様の悩みを抱えていることの多さには当然だが驚いた。

自分の有している知識や好奇心。
また、私個人の感情を前面に出した文など「この人は何をしているんだろう」「何がしたいんだろう」「もの好き」などと先ずは関心を持っていただけるアカウントになるようにしていくため、私自身も研鑽していくつもりだ。

それでも、どうしても一番必要になるものが外部からの声。
フォローやスキなどで少しずつでも前進している地方の小さなコミュニティでの変革を応援いただけると幸いだ。
(何卒、よろしくお願い申し上げます)


最終改定:  年 月 日( 回目)
※後に読み返した際に変更があれば、改定日を修正いたします

【注意事項】
著作権の観点から、無断引用・転載はお控えください。
引用・転載の際は必ずお声がけください。
特に今回は法律の前に、お寺さんからのご厚意を無にする行為になるため「写真の無断引用・転載はお控えください」。

【参考】
日蓮宗 大光山 善立寺 パンフレット

Thanks,
ACフォト
https://www.photo-ac.com/



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?