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言葉の花束ーアキの詩集No.143


1.「青空に浮かぶ白い月」


青空に
ぽつんと
白い月

夜でもないのに
あなたはどうして
そこにいるの?

誰かを
探しているの?

それは
お日様かしら?

そうよ

お日様に
近づき過ぎれば

目が潰れ
自身の体を
焼いてしまう

だから
遠くから
見つめているの

でも
それじゃあ

あなたの
想いは
届かないわよ?

良いの
私は見つめるだけで
満足なの

それは
あなたの
強がり?

それとも
臆病?


2.「恋の果実」


恋の果実は
どんな味?

甘くて
とろけそうな味もするし

ほろ苦かったり
涙のような
しょっぱい味もしたりする

恋の果実は
色んな味がして
とても不思議ね

だから
やみつきになる

恋を始めて知った
お姫様は

食べた途端に
恋の果実の
虜となった

そのお姫様は
その先どうなるのか?

考えるのが
ちょっと怖いね

恋の果実中毒


3.「本当に悲しい時」


本当に
悲しい時は

何かをして
楽しみたいとは
一切思えなくて

何も出来ず
ただ時を徒に過ごす

その
時間の長さが
余計に
心に滲みる

いつもの
強がりはどこへ行ったか?

いや
強がっているから
泣けないのか

失恋を
笑い話にするには
まだ時間がかかりそうだ


4.「幸せに生きてやる」

思い出の波が
押し寄せる度に

心の傷が
沁みてくる

ええい!

じゃかしい!

心の傷の痛みが
気にならなくなるくらい

過去の思い出なんか
どうでもよくなるくらい

幸せに
生きてやると決めてしまえ!

そうすれば
自然とその方向に

人生が
進むはずだから


5.「幸せを後回しにしない」


未来に投資し過ぎて
今を幸せで満たすことを
おろそかにしていないか?


やりたいことを
我慢していて

今を十分に
生きられていないなら

おそらく
その先も
幸せで満たすことは難しい

たらればで
条件付けて

未来の幸せに
投資するよりも

今を
幸せで満たすには
どうしたら良いかを
考えて生きよう

幸せは
後回しにしてはいけないよ


6.「試験前」


試験の前は
緊張しなければ
ならないのか?

土壇場になって
あれこれ準備するよりは

自分の
実力を信じ

必ず
受かると
心に決めて

試験に
望みたい

全力を
発揮するなら

必要なのは
緊張よりも
リラックスだ


7.「想われる幸せ」


試験前

母からの
ラインに

送られてきた
愛猫の写真

想わる幸せ

母の愛情

無垢猫の
可愛らしい仕草に

心が
解きほぐされる

大丈夫

私なら
やれるよ

ありがとう


8.「国家試験、終わりました!」


頑張った

やりきった

楽しかった

さて

結果はどうかな?

ワクワク

ドキドキ

国家試験


9.「自分を磨いた経験」

何者かに
ならなきゃいけないのか?

何者かになるために
頑張ったのか?

それも
あるけれど

一番は
自分を磨くのが
楽しかったから
頑張れた

だから
自分を磨いた経験は
宝物だ

必ず
今後に活きてくる

人生の
どの場面で活きるかは
分からないけれど

これからも
心の向くままに
自分を磨いていきたい

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