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言葉の花束ーアキの詩集No.142


1.「背伸びするよりも」


背伸びして

より
素敵な自分を
見せようとするよりも

等身大の

ちょっと
情けない自分も

安心して
見せられる

そういう
関わり方を
していきたい

常に
気を張っていたら
疲れてしまう

力を抜いて
弱みも出しながら

息抜きする時間を
共に過ごせる

そういう
関係を作れたら
良いね


2.「生きる幸せの色」


心を
彩るものと言ったら

やはり
感情だと思う

喜怒哀楽

色んな
色が混じりあって

あなただけの
色を作っている

心が
美しい人ほど

実は
悲しみや怒り
苦しみの色も

たくさん
塗られていると
思うの

それに
呑まれた時期も
あったとしても

今を
輝いているとしたら

その
ネガティブな色に
負けないくらい

本当の
喜びや楽しみの色を
重ねていったんだと思う

それは
困難の意味に気付き
克服したからこそ

得られた
生きる幸せの色だ


3.「心に刺さる詩とは」


飾らず
格好つけずに

素直に
綺麗と思ったもの

たとえば

朝焼けから
夕焼け
夜の星空へと
変わっていく様や

雨に濡れ
雫がきらめく
クモの巣や
草花

空を飛び交う
鳥の集団行動

暗がりの中
ぼんやりと光る灯り

等々
率直に
綺麗だと思ったら

それだけで
詩になるし

飾らない
素朴な詩ほど

心に刺さる
ものはない


4.「悪者は必要ない」


大丈夫

私は
誰も
加害者にはしないし

私は
被害者にも
ならない

誰かを
悪者にしている内は
とても気持ちが良い

悲劇のヒロインもそうだし

悪と立ち向かう様も
格好が良くて
そんな自分に酔ってしまう

でもね
実は
どこにも悪はいないんだ

自分も含めて
そこにいるのは
不完全な弱い人達なんだと
気付けたら

悪者なんて
用意しなくても良くなるよ


5.「朝食を食べた後のストレッチ」


朝起きて

朝食を食べた後の
ストレッチは

本当にスッキリして
気持ちが良い

ところどころ
愛猫がすり寄ってきては
邪魔しに来る

ストレッチにならないから
猫を避け
どかしながらやるも

再び
甘えてくるのが愛おしい

ただ
体を動かすよりも

愛猫と
触れ合いながらやるほうが
とても楽しくて
心が満たされる


6.「愛は」


愛は
喜びが溢れるもので

でも
愛は
苦しく辛いものでもある

そして
時に厳しく
痛みを伴うものである

愛は
人を狂わせたり
束縛したりする

でも
お互いを信頼し
認め合い
尊重し
支え合えれば

愛は
人を幸せに導く


7.「良い人」


私は
良い人かもしれない

けれど
良い人になろうとし過ぎて

他人にだけ
良い人になっていた気がする

他人の都合や思惑に
合わせすぎて

自分の
痛みや苦しみを
ごまかしているのに
やっと気付いた

もっと
自分に対して
誠実に

自分に対しても
優しくありたい


8.「可愛くなくても」


可愛く
見られたい

素敵な人と
思われたい

所在を
美しく行いたい

想う人がいれば
特に
そう思うけれど

でも
可愛くなくても

格好悪くても

ちょっと
品がなくても

安心して
関われたら
一番嬉しいの

情けない姿も
弱みも見せ合えたら
良いのにね


9.「地に足を付ける」


叶えたい夢やビジョンは
誰しも持っていることだろう

それを実現するためには
ただ
勢いと気持ちだけで
勝負するのは危険だ

もちろん
自分を信頼し
挑戦することも大事

しかし
自分を信頼できるだけの
経験的知識と実力を付け
実績を残していくことも大事だ

そして実績は
きちんとした方針や戦略が軸となって
生まれるものであり

上手くいかないことも
振り返って問題点、課題点を見つけ
それを次に活かすことで糧となる

そうやって
日々
学び、成長していくことを
基盤として
実績を残すことが出来る

つまり
経験から
学び、成長することを

「地」として

そこに根を張って
挑戦することで

成果、実績を
残していくことが出来る

そして
忘れてはならないのは

成果、実績を残すことに
貢献してくれる
「人」である

利益も大事

だけれど
利益のために関わる全ての人への
感謝を忘れず

また
関わる人々の幸せを叶え
メリットを生み出した結果

自分の利益が
生まれることを
忘れてはならない

利益を生むのは
やはり
「人」であることを
忘れないでいれば

自ずと
良い結果が生まれ
実績が伴っていくし

人も
信頼して
付いてきてくれる

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