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言葉の花束ーアキの詩集No.155


1.「近頃汗ばむ陽気になって」


近頃
汗ばむ陽気になって

半袖が
丁度よいと感じる

夜になると
幾分か熱さが和らぎ

夜風に当たって
ぼんやりと過ごすのが
とても心地よい

夜闇の中から
虫や蛙の声が聞こえてくる

その音を
子守唄にして

今夜は
眠りたい


2.「賢い人である前に」


気の利く
賢い人でありたい

でも
その前に

人の痛みや
弱みを理解出来る

温かで
柔らかな心を持った
人でありたい


3.「ちょっとしたことで」


昔は
ちょっとしたことで
傷つき

ちょっとしたことで
被害者を演じ

ちょっとしたことで
誰かを
悪者にして

すぐ人を
嫌いになっていたけれど

今は
当事者意識を持って

冷静に
客観視して
自分を見つめ
人を見極めるようになったから

ちょっとしたことで
誰かを悪者にすることが
なくなった

そのおかげか

ちょっとしたことで
人を好きになって

好きな人が
どんどん増えて

好きな人に
囲まれて

今を幸せに
生きられているよ


4.「執着を手放して」


どうしても
譲りたくない執着があった

それを頼みに
それまで頑張ってこられた

だから
手放したときは
本当に苦しかった

でも
今が幸せなのは

その執着を
手放したからなんだ

それがなくても
私が自分らしく
自分のやりたいように
生きていける

それが分かって
本当に良かったよ


5.「無色透明な色」


今は
テレビや漫画で
気分を誤魔化したくない

静寂な
無色透明な色で
自分を染めたい

無色透明な色でなければ
おそらく
本当の自分が
見えてこないから


6.「GWの始まり」


GW中に
会いたい人達に
会っておきたい

元の職場の
仲が良かったおばちゃん達に
食事のお誘いのラインを入れて

返信を
ふふふと
楽しみに私は
待っているよ


どうしています?

私は
元気でやっていますよ

なんて
会話に弾む場面を
イメージして

早く
行きたい
会いたいなと
心待ちにする

そんな
GWの始まり

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